つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

人ごみでの携帯いじりは危ない

 今日で、師走も半ばになってしまいました。毎年毎年末、同じことを書いて恐縮ですが、歳を取ると一年が経つのがなんと早いことか。と思っていたら、どこかの新聞に、100歳になる人に一年の速さを聞いたところ、15分程度だというのです。これはちょっとオーバーにしても、小生も3、4ヶ月程度にしか感じられません。歳を取ると、新しく吸収するものが少なくなるためか、それとも鈍感になるので速さを感じないせいでしょうか。
 小生の忘年会は、11月下旬に早くも香港時代の仲間でつくるクラブのものから始まり、12月に入ってからは、勉強会「おつな寿司セミナー」恒例の温泉一泊例会、大学非常勤仲間の飲み会、さらには昨日も中国屋マスコミ関係者の忘年会などとそれなりにありました。今週末は香港時代の仲間との今年納めの東北旅行、来週以降は「かながわ創造研究所」という組織の会の忘年会、今いる事務所の仲間との納会と続きます。
 師走となると、街の通り、特に繁華街の通りは心なしか人の数が多いように感じられます。これは、もちろんさまざまな人がさまざまなところで忘年会などの会合を開くためでしょうし、クリスマスシーズンを迎えてデートをするカップルが多くなるからでしょう。大地震放射能汚染というたいへん重苦しい一年だったので、せめて年末は世間がそれらを忘れて盛り上がってほしいなと思ったりしています。
 ところで、その人通りが多い街の歩道で、最近、前方どころか、周囲をまったく気にせず、携帯機器をいじりながら歩いている人をよく見かけます。これは、自分は勝手に歩くから、周りの人は自分をよけて歩いてねということなんだと思いますが、随分虫のいい話です。傍若無人な姿勢は、周りの人に大迷惑となります。
 第一、周囲を気にしていないと危ない。へんな人が近づいてきて危害を加える恐れだって100%ないわけではないでしょう。最近各地で刃物男の狼藉事件を見ていると、しみじみそう思います。人ごみの中では、せめて周囲を気遣い、自らの身の安全を図る意味からも、携帯などをいじるのはやめてはいかがでしょうか。
 下の写真は、日蓮宗弘法寺内の紅葉の風景。