つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

モデルナワクチンに脱毛の副反応があるのか

 驚くことにコロナ禍が終息に向かっています。昨日の東京の感染者26人、神奈川もほぼその程度の数。8月から9月にかけての一日の感染者数は5000人にもなっていたのに、ほんの1,2カ月の違いでこうも感染者が減るものか。この激減って何が原因だろうとしみじみ思います。恐らくワクチン接種効果か。日本ではすでに全人口の3分の2は2回のワクチンを打ち終えています。だから、ほとんどの人が感染しても重症化しない。感染しても自覚症状がない、ましてや重症化がなければPCR検査など受けない。検査数の少なさがすなわち感染者数の減少につながっていると思います。

 コロナ終息は掛け値なしに嬉しい。かつて当たり前のようにあった生活に戻れるのだから。オンラインではなく対面の会合もできる。で、早速、小中学校時代の仲間、大学時代のクラスメート、そして香港時代に一緒に100キロハイキングをした仲間から会合、忘年会の誘いが来ました。全部出席するよう返事を書いておきました。小中学校の仲間は浅草橋の山形料理屋、大学時代の仲間は六本木のイタリアンレストラン、香港時代の仲間は池袋の養老の滝が定席。どれも個性的で面白い。

 実は先日、山形県の風物詩「芋煮会」を東京の町田市郊外の山の中で挙行しました。これはいつもの飲み友達が一緒。小生も20代に山形に赴任して初めてこんな行事があることを知ったのですが、市内を流れる馬見ヶ崎川の河原で各パーティーがそれぞれ車座になって、里芋と牛肉とこんにゃくが煮込まれた鍋をつつくのです。なかなか捨てがたい秋のイベントでした。それを東京で再現しました。春の花見もそうですが、やはり露天での宴会は気分がいい。ただ、19日当日が10月にしてはけた外れの寒さだったので、それが画竜点睛を欠きました。

 それはともかく、香港の華文報道サイトを見ていたら、驚きの”事実”に出くわしました。同サイトは日本からのニュースとして伝えているのですが、7月初めにモデルナワクチン接種を受けた日本人男性が一カ月後に頭髪が抜けているのに気付いたというのです。彼は病院で診察してもらったところ、どうも接種によって甲状腺の分泌異常が起きて、それが原因ではないかとのこと。彼の頭髪は接種66日後、明らかに薄くなり、73日後には後頭部の脱毛が目に見えて分かるようになった。これでは「100日後に全部抜けてしまうのではないか」と彼は心配しています。

 また、6月にモデルナを打った女性も一回目の接種から頭髪が抜け出したとのこと。最初は季節の変わり目に起きる現象かと放っておいたのですが、脱毛現象がなかなか収まらないので不安になり、病院に駆け込んだのです。彼女はこの脱毛状況を写真に取り、その変化を自身のブログで紹介しているとのこと。「髪の毛が命」の女性からすると、これもかなり勇気のいる行動かと思います。ワクチン接種の副反応は高熱やだるさなどの症状があることは巷間言われていますが、脱毛とは驚きでした。

 この副反応については、日本国内でツイッターなどのSNSに掲載されて、すでに流布されているようです。小生は若かりし頃、髪がふさふさしていたのに、最近は白髪化、細毛化、脱毛化に悩まされていますから、このニュースは他人事ではありません。小生が受けたファイザーではこの現象はないのか、心配です。いずれにしても、モデルナへの信頼感はいささかなくなりましたね。ある意味、頭がはげるのはコロナに掛かるより怖い事態かも知れません。究極の選択などとは言われないよう、3回目の接種では、ワクチンブランドや接種時期を然るべく選びたいです。

f:id:higurashi-takanori:20211023111011j:plain

f:id:higurashi-takanori:20211020164821j:plain

 上の写真は町田市内の山中の公園で挙行した芋煮会