つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

改めて感じた満員電車のすさまじさ

 友人から誘われて今週4日に、江東区の花火大会を見に行きました。小生は、花火の観賞というより、これを機会に勉強会の仲間が南砂町の友人宅マンションに大勢集まるので、久しぶりに彼らと会うのを楽しみにしていました。その花火が終わり、帰ろうとしたときに内人からメール。「横浜方面のJR各線はすべて止まっている」とのことでした。
 病弱の身に加えてちょっと酔い加減だったので、帰りは座って帰りたいなという希望があったのですが、このJR電車マヒで見事に打ち砕かれた感じになりました。というのは、この日は平日であり通常の通勤客に加えて、大勢の花火帰り客があり、恐らく京急東横線に回っても東京から横浜方面は混むだろうなと予想ができたからです。
 戸塚から花火見物に来ていた勉強会仲間は京浜急行で横浜まで帰ると言うのですが、小生はJRと並行して走る京急は振り替え客が殺到するだろうと考え、東西線半蔵門線から渋谷に回って東横線で帰ることにしました。京急よりは少しは混み方がましだろうと思ったのです。
 ですが、行って見てびっくり。東急東横線も遅れが出ているうえ、元町中華街行きの特急は超満員でした。特に日比谷線との乗り継ぎがある中目黒ですし詰め状態となり、他人の手が手術して間もない小生の腹部を圧迫するくらい。しかも、満員で車内は暑く、まともに空気が吸えない状態。気分は最悪、お腹も痛くなったので、自由が丘で途中下車し、鈍行に乗り換えました。
 幸いなことに、小生、サラリーマン時代にも満員電車にはそれほど縁がなかったのです。東京勤務の時は普段午前10時までの出社でしたから、当時住んでいた石川町駅から9時ちょい前の京浜東北線に乗れば間に合う。この時間の鈍行にすでに通勤客はおらず、必ず座れました。
 たまに、取材の関係で早く出ることになった時だけ、横浜で東海道線の満員電車に乗り換え、横浜から品川までのすし詰め状態を経験しました。満員だと乗客の感情も苛立つようで、つまらぬことが原因とみられる喧嘩も見ました。今回、久しぶりに現役時代の満員電車を思い出し、ああ、サラリーマンの通勤は大変だなと改めて感じた次第です。

 上の写真は、江東区南砂町の友人宅マンションのベランダから見た花火。