つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

今年の冬は例年になく寒い

 何やら、今年の冬は例年になく寒い感じがします。ここ数年、小生は半コートにマフラー、手袋なしで過ごしていました。しかし、今年は早々と長めのコートを出し、さらに1月に入ってからはマフラー、手袋も使い始めてしまいました。これは、例年以上の寒さゆえか、それとも年を取ったゆえでしょうか。
 うるう年は1月21日が大寒だそうで、一年を通し一番寒い日と言われています。その前日のきょう20日は雪が降ると予報されていましたが、案の定、朝からみぞれ交じりの雨が降っています。残念ながらと言うか(めったにないのでたまには見たい)、良かったと言うか、朝6時の段階では、白銀の世界になっていません。
 小生は、もともと8月生まれのせいか、寒いのは嫌いです。ですから、香港に住んだ5年弱の期間は本当に楽しかったです。10度以下になることはありますが、少なくとも雪が降ることはありませんから。逆に山形にいた3年間は本当に寒かったです。年若い時代だったから、それほど感じませんでしたが、今の年齢でかの地に住めと言われたら、ちょっと嫌だなという感じがします。
 同じ日本でも極寒の北海道もあれば、すでに初夏の様相にある沖縄もあり、日本は広いなと思います。北海道か沖縄か、どちらかを取れと問われれば、小生は観光なら北海道、住むなら沖縄と無条件に答えます。少なくとも冬にズボン下(パッチ、ももひきと言うのかも知れません)をはかなくてすみますから。
 生まれ育った千葉市はガキのころ、母親のふるさとである埼玉県の熊谷辺りより冬は確実にあったかでしたが、でも外に出していたバケツの水は氷が張っていた記憶があります。今は、冬に氷が張ることはありませんね。小生が住んでいる横浜・桜木町辺りではないですし、千葉県在住の学生の話を聞いてもないようです。これも地球温暖化のせいでしょうか、寒さ嫌いの小生にしても、複雑な心境にとらわれます。
 下の写真は、京都・東福寺で見た風景。赤いのは南天でしょうか。大きな南天です。