つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

最初の連休は新潟で登山と山菜とり

 先週末から忙しく、このブログを書くのが1週間ぶりになってしまいました。実は、先週末から上海合弁企業の日本側打ち合わせ会があったり、新潟方面に旅行に行ったりして多忙でした。金曜日に予定されていた上海合弁企業打ち合わせ会はもともと午後の早い時間に終わる予定で、そのあと車で香港時代の仲間と一緒に夜間、新潟方面に向かう予定でした。夜間に出発というのは連休初日朝の渋滞を避けるためです。
 ところが、打ち合わせ会のあと、上海合弁企業に自社製品の製造発注を決めている企業の社長が夜の宴会に招待をしてくれるということで、小生も参加せざるを得なくなり、金曜日夜の新潟向け出発が不可能になりました。そこで、小生だけ土曜日の朝に新幹線で長岡経由信越線の柿崎という駅まで行き、車で先発していたグループと落ち合ったのです。
 名もなき柿崎という駅で落ち合った理由は、米山という日本海を一望できる山の登山口があるためです。標高はわすか993メートルで、夏なら小学生たちがハイキングで気楽に登る山ですが、この時期、登山口からかなりの残雪がある状態。積雪があれば登山道も分からないため、手さぐりで登ったので、相当難儀をしての登山となりました。それでも、この日は晴天で、しかも初夏を思わせるほどの気温であり、気持ちよく頂上に到達。そこから眺めた360度の景色は、海上遠く佐渡まで見えて、絶品でした。
 この日は柏崎刈羽原発近くのシーサイド施設の風呂で汗を流したあと、出雲崎魚釣り公園の一角を借りてテントを張り、野外キャンプ。翌日は、三条市の台所用品アウトレット店を見学したり、栃尾市の油揚げを堪能したりのあと、十日町奥の温泉郷へ向かいました。ふきのとうの山菜とりを楽しみ、夕方は高柳町の保養施設「じょんのび村」へ。一風呂浴び、またまたその施設の駐車場一角を借りてキャンプしました。
 車の持ち主であるY氏はアウトドア志向派であり、キャンプ大好き人間。車の中には食事が作れるさまざまな器具、材料が積んであり、両キャンプとも、われわれは町のスーパーで最低限の材料と酒を買い出した後、現地で食事を作り、酒盛りしました。この駐車場の染井吉野はきょうが真っ盛り。満開の桜の下での小宴会はまた楽しいものでした。
 「じょんのび村」は大量の残雪がある山中で、まだ夜間の気温は零度近くに下がります。テントでの就寝は年配者にとっては厳しいものがありますが、それでもトータルで考えれば、なかなか楽しい経験。誘われれば、またまたどこにでも行きたくなりそうです。
 下の写真は、桜満開の「じょんのび村」駐車場でのテント張り。