つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

「東京で食パン屋をやらないか」

 小生はフランスパンが好きで、たまにスーパーに買い物に行くと、必ず1本買ってきます。本来は固いのが好きなのですが、日本のスーパーにはこれが売られていません。どうもちょっとへにゃとしたものが多いのですが、それでも十分満足。買ってきて、晩酌のときなどに、酒の”肴”として何も付けず、少しずつ千切って食べます。もちろん、酒のとき以外はさまざまなジャムやバターを付けることもありますが、、。
 フランスパンが一番好きですが、食パンも悪くない。特に、食パンをトーストしてマヨネーズを塗り、そのうえに乾燥海苔を敷いて食べる方法は抜群です。まあ、そんな小生の好みはともかく、きょう友人の長野の食品会社社長から電話があって、「食パンだけの単品を売るパン屋を東京に開きたいんだけど、君の知り合いでパン屋をやりたがっている人はいないか」と言うのです。彼は大阪で「一本堂」という食パン単品の店の技術、営業指導をした人ですが、ネットで見る限り、この一本堂は大はやりのようです。
http://tabelog.com/osaka/A2703/A270304/27071714/
 こんなうまい食パンの店を大阪だけの展開ではもったいない、東京でも絶対に受けるはずだとして、くだんの社長は東京進出を考えました。今、自身の資金でも渋谷などで3店舗開店することを考えているそうですが、やがてフランチャイズ式のチェーン店展開もしたいとの希望もあるようです。そこで、小生に「だれか君の知り合いで…」という問いかけになったのでしょう。
 社長の話によると、店を開く人は職人である必要はない。原料はすべて社長の会社が提供し、かつ技術指導もする。食パン単品なので、この技術はすぐマスターできる。店の前の人通りが極めて多くなくてもいい、東京で30−40平方メートルのスペースを確保し、自己資金を多少用意してくれたらOKだというのです。
 ただ、食パンは朝メシに食されることが多いですから、パン屋の朝は早い。午前5時ごろから仕込みにかからなければならない。また、店番をする人、パンを作る人を分けなければならないので、まあ、2−3人が必要。店は開けば開くほどもうかるでしょうが、ふつうにやっていても、年収は4ケタの高報酬が期待できるとのこと。
 小生は「分かりました。私の知る範囲で、声かけてみます」と返事をしましたが、個人の声かけでは限度がありますで、ブログに載せてみました。一本堂というキーワードでこのブログがひっかかって「私もやりたい」という人が出てくれば、幸いなんですが、、。
 下の写真は大雪の翌日の横浜・伊勢佐木町モール。昼間だというのに、ふだんの人通りがうそのような静けさでした。