つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

天候に恵まれた長野県栄村旅行

 先週週末にゆっくりブログを書こうと思っていましたが、時間が取れませんでした。先週金曜日は大学の授業が終わった後、ビジネス関係のミーティングに続いて、今夏の中国旅行の件で、いつも同行する仲間との相談があったのです。夜の会合では酒が付きものですから、結局深夜遅くの帰宅となり、家に帰って何もすることもできないまま寝てしまいました。
 というのは、土曜日は土曜日で、早朝に起きなければならなかったからです。高校時代のクラスメートが長野県栄村に移住したので、高校時代の仲間でその家を訪問しようという計画が前々からあり、それに参加したのです。翌日5時に起きて、どしゃぶりの雨の中、横浜線古淵駅町田駅の一つ八王子寄り)で落ち合って、友人の車で出かけました。
 ちなみに小生の日常、忙しいと言っても、飲み会等遊ぶ方面も少なくないのですが、それにしても時間に追われています。ウィークデーは大学の授業、ニュース英語の翻訳、雑文書き(自民党の機関紙コラム、霞山会サイトの連載『日暮高則のチャイナ・スクランブル』、月刊誌など)。そのほか、いささか対外進出のビジネス関係、中国での合弁企業の仕事も絡んでいるので、そちらの方のミーティングや仕事もあります。前期高齢者に入らんとする年齢の者にとっては、これくらい忙しい方がボケないでいいのかも知れませんが、、。
 それにしても、関東地方は梅雨に入ったためか、全然天気が芳しくありません。金曜日夜もどしゃぶりの中を帰宅し、そして翌日早朝、またどしゃぶりの雨中を自宅から桜木町の駅まで歩いて行きました。1泊2日といえども、こんな時に旅行するのは実にかったるいのですが、約束した以上は致し方ありません。
 集合場所の古淵駅も激しい雨、その後関越道を行って群馬県までずっと雨模様でしたが、意外なことに、上越国境を越えると、天気は一転。かんかん照りの晴れになっているのです。これには驚きました。その昔、川端康成が小説「雪国」の中で、「国境の長いトンネルを越えると、そこは雪国だった。夜の底が白かった」と山越えによる変化を感動的に書いていましたが、今回の上越国境越えほど驚いたことはありません。
 というわけで、長野県栄村やその周辺の遊行では、ほぼ雨とは縁なく過ごせました。新潟県境にある栄村は秋山郷切明温泉など秘境温泉で有名ですが、小生らは当日夜、比較的村の真ん中にある北野天満温泉(近くに北野天満宮という社もある。なぜか不明)というところに行き温泉を堪能、また元クラスメート家の裏山で山菜を取ったり、囲炉裏周りで食事したり、まき割りをしたりなどの農家暮らしの一端も味あわせてもらいました。
 それから帰路に野沢温泉の共同風呂にも浸かり、天候に恵まれた楽しい旅となりました。でも、帰ってきてからの仕事がたいへん。遊びもいいが、仕事が溜まるのが難点です。


 上の写真は、長野県栄村にある高校時代クラスメートの自宅と小生。家の中のいろりを囲んでの食事。山菜尽くしの料理に舌づつみを打ちました。