つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

”小”をするには座った方がいい

 2回にわたり、国際情勢に関する話題に触れた後、いきなりびろうな話で恐縮ですが、先般、新聞を読んでいたら、洋式便器で男性が小便をするとき、座ってやるか、立ったままやるかについて調査した結果が出ていました。そこで小生が驚いたのは、座り派がすでに51、2%ほどと過半数となり、立ちション派を凌駕していたことです。
 なぜ立ちションが少なくなったかは、恐らく昨今の主婦、母親の家庭内教育の結果だと思いますね。幼児からそうしつけられていたこともあると思います。洋式便器で立ってやると、射程距離が長くなり、どうしても液体が拡散し、壺の外に漏れる量が多くなります。その点、座って筒を持てば、確実に液体は壺の中に収まります。
 小生がよく行く小料理屋のママさんがこぼしていました。酔っ払らいはどうしても、いい加減に放出するので、壺外に飛散することが多くなり、後始末が大変だとのことです。これも商売とはいえ、トイレ掃除をする身からすると、他人のこぼした液体を拭き取るなど嫌でしょうし、ある意味、重労働だと思います。
 小生はその小料理屋で飲み、トイレに入った時、なるべく周囲に飛散した液体をペーパーで拭き取ることにしています。これは親切でしているだけでなく、実は小生の習慣でもあるのです。自宅で大をしたあとは、必ず消臭液をかけて便器内をごしごしこすり、必ず便の跡が残らないようにしています。自宅でもどこでも自分の大の跡が便器に残ったり、小の飛散液体が便器外に残っているのは気分が悪いですから。
 話を戻します。洋式便器で小を立ってやるか、座ってやるかですが、小生は自宅では基本的に座り派です。やはり飛散を恐れますし、座った方が楽でもあるからです。出かける寸前であったり、コートを着てしまってあととかでは、改めてズボンを降ろすのは面倒なので、立ってすることもありますが、、。
 昔から、「立ち小便、よくぞ男に生まれけり」などの言葉があるように、立ち小便は男らしさを示すものと言われてきましたので、小生のような座り派はごく少数派だと思い込み、他人には言えませんでした。ですから、今回、実は座り派がマジョリティーを占めているという結果を見て、心強く感じました。くだらない話で恐縮です。

 上の写真は、横浜・山下公園上の「みなとの見えるが丘公園」展望台から見た山下埠頭とベイブリッジ。ここは昔から「港が見える」ではなく「倉庫が見える」景色です。