つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

プロ野球オリックスは関西を離れたら

 きょうさっきまで、BSチャンネルの楽天オリックス戦と巨人−阪神戦を交互に見ていました。この両試合を見てがっくりしてしまったのは、巨人戦の東京ドームにはほぼ満員の観客が詰めかけているのに、大阪の京セラドームはガラガラという違い。楽天は贔屓のチーム。本拠地仙台であれば、もっと人が入るのにと思うとちょっと残念な感じがしてなりませんでした。
 3月下旬に行われた阪神のオープンゲームは、甲子園を高校野球に使われている関係上、京セラドーム開催になりましたが、このときはほぼ満員状態でした。今回、オリックス戦でガラガラということは、関西では阪神が圧倒的な人気で、オリックスはそれほどでもない球団ということでしょう。それが現実ですが、プロ野球の均衡発展のためにまずい構図です。
 オリックスフランチャイズは神戸ながら、神戸市民も、阪神(大阪・神戸)タイガースというくらいですから、やはり阪神ファンが多いのでしょう。関西にいる限り、ファン獲得で老舗の阪神に太刀うちできないと思います。であれば、いっそのこと、関西を離れて四国か、静岡か、新潟か、沖縄か、別の都市をフランチャイズにしたらいいと思うのです。神戸に固執する必要はないのでは。
 日本ハムもかつて巨人と一緒に東京ドームを本拠地としていました。そのとき、小生はナイトゲームを見に行った記憶がありますが、東京に修学旅行に来た学生ばかりが目立ち、一般客のいない客席でした。そこで、この球団は北海道にドームができたのを機にそこに移り成功しました。
 今では、日ハムは大谷翔平中田翔、近藤健介らの著名選手がいることもあって、札幌ドームはかなりの観客を集めています。もともと関西の近鉄だった楽天も空白地区の東北、その中心都市仙台に移ってかなりのファンを獲得しました。今では、全東北の民が楽天のファンのようです。
 すでにサッカーJリーグはJ1、J2を含めてかなりの数があり、しかも地方都市に平均的にくまなく配置されています。プロ野球も両リーグとも8チームくらいにしたらいいと思うのです。日本の地方都市の均衡発展のためにも、サッカーも野球も地域と密着して地域が盛り上げることが大事で、石破地方創生大臣も、スポーツと都市振興の関係をもっと強調してもいいように思うのですが、、。

 上の写真は、横浜・伊勢佐木町モールのドン・キホーテ店前にある水槽の熱帯魚。