つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

稀勢の里に期待するファンはいない

 来週から秋学期の大学の授業が始まるので、今週が最後の骨休み。ずっと家にいて(天候も悪かったし、、)定期執筆の原稿を書く以外は、大相撲などを見たりしてゆったりしています。その大相撲ですけど、白鵬休場の今場所どうなるか非常に関心があったのですが、案の定、稀勢の里は毎度おなじみの裏切り者。ただ、またモンゴル勢でなく、豪栄道が頑張っているのは嬉しいことです。
 昔、ここで書いたことがありますが、ある著名な官僚OBの家に招かれ、たまたまやっていた大相撲中継を見ていた時、官僚OB氏は、稀勢の里に執心で、「彼は今駄目だけど、将来きっと優勝するし、横綱にもなるよ」と言っていました。でも、小生は言下に「いや、稀勢の里は絶対ダメです。横綱どころか、一回も優勝できません」と返しました。
 あれから2年以上たつけど、稀勢の里はどうだったか。小生の予想は当たっています。彼は、ここで勝ってほしいとだれもが思う取り組みでただの一度も勝ったことがないのです。白鵬らより星が先行し「あ、優勝かな」」と思うと、必ずつまらない相手に負けます。ここ一番に弱い人なのです。
 稀勢の里は、言っては悪いが、精神的に問題があるようです。今場所の豪栄道のように顔に気迫が出ないし、ここは力士生命をかけるという意識は全然感じられない。それに対し、豪栄道はいつもはクンロクかハチナナの成績しか収められないし、確か先場所は負け越しなのに、今場所に限っては豹変、ここで勝ってほしいというところで勝っています。
 稀勢の里、今後どれだけ大関にいても、永遠に優勝できないでしょう。そういう意味で、郷里の茨城県人以外、豹変を期待するファンはもういないと思います。平均的な成績が収められるかも知れませんが、強そうでも結局弱い、熱狂させない、裏切り繰り返しの最悪の力士かも知れません。
 大相撲ついでにその他の感想も。今場所の遠藤の成績は立派。でも、前頭下位での大勝ちです。来場所上位に行き、三役と当たってどうかが問題。それはそれで今から楽しみですが、、。実は、小生が好きなのは小兵力士なのですが、幕内の嘉風や蒼国来、十両筆頭の宇良の負け越しは残念だし、里山が元気なく、幕下に落ちそうなのも悲しい。

 上の写真は、京都の清水寺近くの3年坂か2年坂にいた露天商。