つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

大谷も村神様見習って私生活でハメ外したら

 プロ野球メジャーリーグも始まって1カ月が経ちました。WBCの大会はその直前まであったので、なんてことはない日本優勝のあの熱狂からもまだ1カ月余しか経っていないのです。あっという間でしたね。そこで、注目されるのがWBCの日本チームに加わった選手たちのその後。自分の所属チームに戻ってからどうだったかという点。とりわけMVPを獲得したエンゼルス大谷翔平には目が向くが、彼はこれまでのところ、投打の二刀流で大活躍。順風満帆すぎて、非の打ちどころがない。その意味では、”優等生”過ぎて面白くもおかしくもない感じです。

 野球選手としては超一流、顔も身長もスタイルも他人がうらやむほど。人間としても素直そうで、謙虚さも垣間見える。日本ハムから巨人に行った某選手のように、下の者をいじめたり、大した実績もないのに偉そうなしたりするところが全然ない。かつてワイドショーで見たことがあるのですが、5歳くらいの女の子が大谷本人に向かって「大谷選手が好きです。(私が大谷選手と)結婚するにはどうしたらいいですか」とマジに聞いていたのには驚きましたが、最近のスタジアムでも若い女性が「翔平、マリー・ミー」などのプラカードを掲げています。

 それだけ若い女性にはめちゃめちゃ好感を持たれる男なのでしょうね。結婚対象にならないような年齢の行った女性では、さすがに「マリー・ミー」はないのですが、「自分の息子にしたいほど」とか「あんな子供がいてくれたら」という親目線になっています。さらに歳の行った女性は「あんな孫がいたら」といったババ思考になるようです。確かに、非の打ちどころがない大谷なら、正直、だれが嫁さんになるかが、今、世間の最大の関心事でしょう。

 ただ、われわれ男性からすれば、もっと具体的に、28歳の健康な肉体を擁している男なのに彼女はいないのか、野球以外に関心はないのか、性的な問題はどう処理しているのだろうかという下世話な、かつ基本的な疑問が湧いてくるのです。多くの大谷ファンは、神聖にして高貴なスポーツマンに対し、そういう下卑た目を向けるべきではないとお怒りになると思いますが、多くの人が内心考えてることかとも思います。その意味では、大谷には「実は前から付き合っていた女性がいます」と早く告白してほしい感じがします。その方が人間らしく、親しみが持てますから。

 WBCで不振をかこっていて最後に活躍してようやく帳尻を合わせたヤクルトの村上宗隆はペナントで活躍できていません。昨年の三冠王は何だったのかと思います。でも、よくよく考えればそれも理解できる。対戦投手も経験を積めば相手の弱点が見えてきます。ということで、村神様はもはやセリーグの投手にウイークポイントを分析されてしまったのかも知れません。ホームランバッターは狙い球を絞っての一発狙いですから、裏をかかれれば、三振することも多いのです。村上は今、弱点を突かれるそういう悪いパターンにはまってしまったようです。

 でも、村上には大谷と違って女性問題がありました。美人プロゴルファーとの仲。双方は親しい仲を否定していますが、バーか何かで逢引きしていたのは事実のようです。という意味では人間らしい。青年が若い女性を見そめ、付き合うというのは自然の摂理です。大谷も村神様を見習って石部金吉的生活、求道者的生き方を止めて、村上のように少しハメを外して、女性関係で世間を賑わかしたらどうかと思います。

 上の写真は、野毛呑み屋街のショットバー看板。下の方は、京急日ノ出町駅前交差点にある太陽のモニュメント。