つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

2009-01-01から1年間の記事一覧

痴漢行為の判定は難しい?

先ごろ、最高裁で痴漢に関する判決がありました。防衛医大の教授(63)が女子高生に痴漢をした容疑で逮捕・起訴され、下級審では有罪とされたが、最高裁で逆転無罪になったとされるものです。もし、この先生が本当に冤罪だとしたら、これは喜ばしいことで…

そもそも公然わいせつ罪が成り立つか

SMAPの草なぎ剛君の「フルチンの大叫び」には、ちょっと驚かされました。世間への反響も大きくて、小生の周辺でもどこへ行ってもこの話題で持ちきりでした。結論から言えば、小生はちょっと警察がやりすぎなのではないか、わざわざ逮捕して警察に泊めて…

ジャッキーも中国も大人げない

あの香港の有名なアクション俳優、ジャッキーチェンが4月18日、海南省ボーアオで開催された恒例のフォーラムで、中国共産党の一党独裁に迎合するように、「中国人はやはり管理される必要がある。そうしないと台湾や香港のように混乱してしまう」と、驚きの発…

麻生首相は演説下手

名もなき小生のところに、新宿御苑で行われる麻生首相主催の「桜を見る会」に来ないかという招待状が舞い込みました。小生はとりわけ、麻生首相のファンでもなければ、熱烈な自民党支持者でもない。「それなのにどうして」と思いましたが、つらつら考えると…

イチローの安打記録と祖国愛に乾杯!

いやー、なんやかやと言っても、イチロー選手はすごいです。WBCが終わった後、胃潰瘍などと診断され、彼もWBCで打てなかったことを悩み、胃をきりきりさせたのだと思い、やはり人の子だと納得したのですが、いざ、復帰してみると、すぐに満塁ホームラ…

テポドン騒ぎのあとは?

あっという間に、ソメイヨシノは散ってしまい、東京地方の花見のシーズンは終わりました。それとともに、北朝鮮のテポドンも、発射前にはマスコミがばか騒ぎしていたのに、発射のあとはまるでその事実がなかったかのように、静かになりました。本当は、切り…

花見の宴は楽し

今年も東京地方のソメイヨシノが満開になりました。昨年に比べてちょっと遅い感じがします。小生が上海などに旅行する前、開花は20日ごろと言われ、「ひょっとすると、中国旅行をしているうちに、桜は散ってしまうのではないか」と心配していましたが、案に…

中国江南の旅を楽しみました

3月20−25日に中国の江南地方を旅してきました。上海で大学時代の友人に会い、そのあと浙江省の紹興へ。かの魯迅先生の生まれ故郷であり、中国醸造酒の銘酒である紹興酒の古里でもあります。魯迅は明治時代に日本に留学したくらいですから、実家は相当な資産…

監視兵、国境無視のクレージー

いやー、北の将軍さまのところの軍人は本当に怖いですね。きょうの夕刊に出ていましたが、中朝国境を流れる豆満江(中国名=図們江)の中国側から、韓国系米国人の女性カメラマンが北朝鮮側を撮影していたところ、対岸の監視兵に見つかり、写さないよう手や…

テポドン発射なら迎撃は当たり前

北朝鮮は「人工衛星」と称して、弾道ミサイルの発射実験をすることを国際機関に通告しています。どうやらこの実験には「テポドン」が使われるらしいのですが、このミサイルは射程が5−6000キロあり、米本土まで届いてしまうものです。ということは、これ…

おつな寿司セミナ―の故事来歴

再三、このブログでも取り上げた、小生の参加している勉強会は「おつな寿司セミナ―」といいます。寿司セミナ―というと、一見、寿司の作り方を教える職人の養成教室のような感じを与えますが、そうではありません。かつて、渋谷の中央街にあった「おつな寿司…

民主党は政権取る気あるのか

民主党って、いったい何を考えているのだろう。まともに、政権を取ろうと思っているのかな。そういう疑問を感じさせたのは、小沢一郎代表が最近、ヒラリー・クリントン国務長官との会談や記者とのぶら下がりで日米同盟に言及、その中で「日米は従属関係でな…

二世議員はやはり「偽」でしかない

甘利明行革担当相が最近、「内閣改造も考えるべきでは」などと、発言しているのにびっくりしました。改造は首相の権限であるので他の人が言うのは僭越ですし、第一、現職閣僚であれば、自分の首が切られるわけですから、普通は言わないセリフです。それなの…

麻生氏は首相就任が目的だった!?

最近の麻生首相を見ていると、この人はどんな人なんだろう、何を考えているのだろうとしみじみ思ってしまいます。あれだけ支持率が落ちても、柳に風といったそぶりで、まさに総理大臣でいることを楽しんでいるように見受けられます。少なくとも、安倍元首相…

政府紙幣は西郷札か軍票か

財務省を辞めて東洋大学の先生をしている高橋洋一という方が最近、やたらと「政府紙幣」の発行を提唱しています。ご存じのように今流通している紙幣は日本銀行の発行で、紙幣の発行には厳密に裏付けとなる歳入が担保されています。政府紙幣とはこうした裏付…

これも「炎上」か

いやー驚きました。ブログは、発信元を明らかにしないでブロガーを批判、誹謗することが可能なことは、最近の報道でいやというほど知らされていますが、小生ごとき小者にもこうした”闇の誹謗者”が現れるとは思いませんでした。 かつて、小生の中国の友人に若…

勉強会仲間の受賞パーティー

小生が毎月一回出席している勉強会「おつな寿司セミナー」のメンバーが書いた論文がこのほど、東洋経済新報社の「高橋亀吉記念賞」を受賞。その記念パーティーが2月13日、日比谷の日本プレスセンターで開かれ、セミナーの仲間を中心に50人ほどが集まり…

麻生の郵政民営化疑問発言は何の意味

麻生首相というのは、いったい何を考えている人なのだろう。自分の発言を十分計算してしゃべっているのでしょうか、それとも単なるノー天気なのか。その発言とは、国会の予算委員会で、「自分はもともと郵政民営化には反対だった」としゃーしゃーと言ったこ…

丹東で日本料理店を経営する夫妻

昨年夏に中国の吉林省、遼寧省に行って、中朝国境方面を取材したことは、前にこの日記で報告しました。その際、国境最大の町・丹東市を訪れたのですが、ここで日本料理店に入り、経営者と知り合いになりました。店の名は「千太郎」。ご主人はまだ30代の若い…

オバマ執政への予測再び

先の日記にオバマについて書いたら、早速「国境なき冷視」さんからコメントをいただきました。ありがとうございます。ご意見の大方について小生も賛意を示します。つまり、おおざっぱに言えば、期待感が強いだけ、オバマは執政に苦労するのではないかと感じ…

オバマに期待できるのか

オバマ大統領がやっと就任しました。11月初めに当選してから、すでに3か月近く。アメリカって、ずいぶん猶予期間があるものですね。普通、次期権力者が決まると、現役の指導者はレイムダッグになってしまうのですが、もともとブッシュの人気は下降して、2年…

街づくり専門家の死

先週末に、ドキュメンタリー映画監督の山谷哲夫氏と久しぶりに会い、ゆったり懇談しました。小生は昔、日本の田舎に嫁いできているフィリピン女性らのルポを書き、本にしましたが、そのときの取材過程で知り合ったのが山谷さんでした。彼は「じゃぱゆきさん…

間違いはだれにでもある

これもちょっと古い話ですが、麻生首相が漢字が読めなくてさんざんばかにされました。確かに、多くの人が当然読める字であるのに、天下の総理大臣が間違えるというのは意外であるし、情けないとばかりに嘲笑の対象になってしまったのですが、でも、これって…

米中はもはや一蓮托生

ちょっと古い話になりますが、昨年12月初旬に米国のポールソン財務長官が北京に赴き、当地で米中の戦略経済対話が開かれました。公にされた内容は、金融危機を受けて、貿易円滑化のための基金を拠出するという点で合意があったとされていますが、会議では、…

伊勢山皇大神宮で初詣で

石川町から桜木町に転居して初めての正月を迎えました。小生は毎年、1月1日の午前零時を回ったあと、内人と一緒に深夜の神社参り(元朝参り)をしていますが、石川町のときは、近くにある「諏訪神社」で済ませていました。ここも深夜の参拝には人が並ぶの…