つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

2016-01-01から1年間の記事一覧

寺田屋、大河内邸を見た京都旅行

20日から昨日22日まで京都を旅行してきました。のぞみ号で行くと、新横浜駅から京都駅までわずか2時間ほど。ですから、人づてに聞いた話では、すでに京都は日帰りで楽しむことも可能であり、旅行などという大それたものでなく、東京、横浜からでも”散策”の範…

舛添問題が出てきた背景は何か

舛添要一東京都知事の公金横領、公私混同のケースが今、週刊誌やワイドショーで盛んに取り上げられています。その内容を見る限り、元東大教授であり、国会議員として大臣まで務められた方にしては、ちょっとせこいなという感じがしてなりません。舛添氏の元…

白鵬の立ち合いは汚な過ぎ

小生は大相撲の中継をよく見ます。中継が見られないときは、テレビのスポーツニュース番組やネットで「本日の取り組み結果」をチェックするようにしています。でも、どのスポーツニュース番組もプロ野球、サッカーの結果は必ず報じますが、大相撲ってなかな…

オバマ広島訪問にはしゃぎ過ぎるな

オバマ米大統領が伊勢志摩サミットに合わせて広島を訪問することが大きなニュースとなっています。日本のメディアは、鬼の首でも取ったような扱いをしていますが、小生などは、正直、そんな大きなニュースなのかという思いがしてなりません。オバマが広島訪…

日本の自前安保を考える良い機会

米大統領選は、どうもヒラリー・クリントンとドナルド・トランプの争いになることが確定したようです。日本にとっては、日本嫌いのヒラリーと日米安保嫌いのトランプと、どちらも避けたい候補者ですが、これも米国人の選択、甘んじて受けざるを得ないでしょ…

政権離脱前に馬英九総統の嫌がらせ

台湾の次期総統を決める選挙が行われたのが今年1月16日。小生も取材に行きましたが、もうはるか昔のような感じがします。でも、当選者の民進党・蔡英文主席はいまだに就任していません。就任式は5月20日。当選から就任までの継承準備期間が4カ月以上もあるん…

やはり気になる若者言葉

昭和生まれ、しかも戦後間もなくの団塊世代としては、若者の話し言葉にどうしても抵抗を感じるものがあります。その代表例はつい最近まで「チョー(続いて副詞、形容詞、場合によっては名詞も)」でした。水泳の北島選手が「チョー気持ちいい」などと使って…

11月本選ではヒラリ―女史の勝利確実

米大統領選挙の予備選挙は、このほど行われた東部5州で共和党がドナルド・トランプ、民主党はヒラリー・クリントンの勝利という結果が出、特にヒラリー女史は民主の候補者をほぼ手中にしました。トランプ氏はまだ最終党大会でのどんでん返しが残っているの…

野党の野合は良い結果生まない

昨日行われた衆院議員の2つの補欠選挙は、京都では民進党候補が勝ち、北海道では自民党候補が勝ちました。大方が予想したようなまあまあ無難な結果ではなかったでしょうか。小生は、野党が共闘(自民党的には野合)した北海道5区の票の伸び方に注目していま…

大国主義振りかざす品のない国

先週の話で恐縮ですが、小生が共同代表理事をしている一般社団法人主催の講演会に、マイケル・マハラック米元ベトナム大使を招きました。彼は、もともと米国務省の役人ですが、今はシンガポールをベースに軍事関係のビジネスをしています。したがって、ASEAN…

日本列島に自然災害逃れる地ない

大学の同級生でも、かつていた会社の同僚でも、西日本出身者は地震に鈍感な人が多かったような記憶があります。千葉県人の小生は、ガキのころから地震には慣れっこになっていて、母親と一緒にいるときは、地震が早く収まるように母親が呪文のような言葉を発…

店先の羊肉窃盗のネット公開は正当か

東京・赤坂のビルの中にあるモンゴル焼肉料理店の店先から30キロを超す羊肉の塊を持ち去った男がいました。なぜ、店先に羊肉があったかというと、店は、通常早朝は開店しておらず、人もいない。したがって精肉業者が毎日の配送としてドア外に置いたものでし…

パナマ文書、中国への影響はどうなる?

パナマの法律事務所から流出したタックスヘイブン(租税回避地)における世界の政治家、経済人の資産隠し記録、いわゆる「パナマ文書」が今、話題になっています。アイスランドの首相は辞任、英国のキャメロン首相も言い訳に苦慮している一方、民主主義国家…

プロ野球オリックスは関西を離れたら

きょうさっきまで、BSチャンネルの楽天−オリックス戦と巨人−阪神戦を交互に見ていました。この両試合を見てがっくりしてしまったのは、巨人戦の東京ドームにはほぼ満員の観客が詰めかけているのに、大阪の京セラドームはガラガラという違い。楽天は贔屓のチ…

花見の宴で沸騰したのは乙武氏の不倫話

東京では3月21日に桜の開花宣言が出されたのに、その後寒さが続き、一気に満開とはなりませんでした。4月第一週のこの週末になってやっと満開です。今年は例年になく、開花のスピードが遅いようです。それでも、やっと満艦飾に張り付いたソメイヨシノの薄ピ…

女子監禁、友達は分からなかったのか

千葉大学生が埼玉県朝霞市で女子中学生を誘拐し、その後2年にわたって千葉市内の自室で監禁していた事件がこのほど発覚しました。かつて新潟県で10年近くも女性を監禁していたケースがありましたが、このときの犯人は無職で、しかも常時一戸建ての家にいまし…

議員なら、表現方法が大事だ

自民党の大西英男衆院議員が自分が所属する派閥の会合で、北海道の衆院補欠選挙の応援に行った際、現地の神社の巫女さんから「自民党は嫌い」と言われたエピソードを紹介、この件に関して、大西氏は議員仲間に「巫女さんのくせに何だと思った」と発言したこ…

「真田丸」は掛け値なしに面白い

今年のNHK大河ドラマは例年になく視聴率が高いそうですが、大河フリークの小生から見ても「真田丸」は掛け値なしに面白い。こう言っては差しさわりはあるのでしょうが、やはり主人公は男性にした方がいいし、昨年の主役と今年の主役のうまさの違いから来…

胡散臭い人間はすぐに分かる

小生は、元記者なので、人を見る目は一応持っているつもりです。記者は取材先が命、取材相手がまったくミスリードするようなことを話し、それをもとに原稿を書いたら、大変な事態になってしまうから、その取材先の人物を見極める必要があるのです。ですから…

「民進党」とは理念のなさの象徴

民主党と維新の党が合併して作る新しい党名がなんと「民進党」とのこと。驚きました。小生ら中国ウォッチャーからすると、民進党と言えば台湾の政党「民主進歩党」のことだとストレートに理解してしまいますから。1990年代に民主党ができたときも、「(自由…

金王朝壊滅シナリオ、できているかも

現在実施されている米韓合同軍事演習に対し、北朝鮮当局は「先制攻撃の報復も辞さない」などと述べ、対立を煽っています。小生などは「やるならやってみたら」と言いたくなりますが、北もさすがに演習中に何らかの攻撃は仕掛けにくいようです。でも、過去に…

メルケルにも下ネタかませるのか

別にドナルド・トランプ氏の名前がトランプだから「切り札になった」というわけではないと思うのですが、スーパーチューズデーを過ぎてもその勢いは衰えず、このまま共和党の大統領選指名を勝ち取る可能性が大になってしまいました。伝統的な保守美学を持つ…

常識の違いをどう乗り越えるのか

普段家にいる人間がときたま外に出ると、結構他人のしぐさが気になるものです。例えば、インフルエンザが流行しているこのときに、電車内で口も押えず、くしゃみしているヤツ。大声で話しているヤツ。小生は電車に乗ったら、たいがい本を読んでいるか、寝て…

米大統領選で第三の候補擁立あるのか

米大統領選の予備選は、3月初めのスーパーチューズデーが終わって、民主、共和両党のフロントランナーが明確になってきました。民主のヒラリー・クリントンは予測されたことですが、共和のドナルド・トランプについては、小生、正直言ってスーパーチューズデ…

野党統一候補作りは愚かな戦法だ

民主党というのは本当に理解不能の政党です。4年前、落ち目の同党から逃げ出し、時の勢いのある橋下徹の「日本維新の会」に走った、ある種裏切者の松野頼久なる議員一派を再び抱き込んだかと思えば、共産党、社民党などおよそ揚げ足取りばかりの20世紀型サヨ…

オバマ出生の話、知らないのは驚きだ

元タレント弁護士である自民党参議院議員の丸山和也氏が「オバマ米大統領は黒人だから、祖先は奴隷だ」などと錯覚発言をしたことをニュースで知りました。発言の趣旨は、要するに米国は自由な国なのでだれでも大統領になれるという点を強調したかったようで…

臭豆腐、ドリアン、そして加齢臭

これもちょっと旧聞に属するけど、大好きなジャンルの話なので、取り上げます。2月7日、JR線の四日市から名古屋に向かう電車の乗客から「車内で異臭がする」との報告があり、大騒ぎとなりました。かつてサリン事件があったし、最近では西アジア、欧州各地…

老人施設全体への信頼感損なった事件

川崎市の介護付き有料老人ホームで一昨年秋、入所者3人が 相次いで転落死した事件がありましたが、神奈川県警はきょう、23歳の元介護職員を殺人容疑で逮捕しました。3人が転落死した時にいずれも当直であり、しかも2件は第一発見者であったという。状況…

フェミニスト然だけに、余計醜さ際立った

世間向けには篤志家で通っている男が実は、裏で女性虐待の売春宿を経営していた−。そんなような情景を想像してしまうほどにいやーな印象が残ったのが、今回の宮崎謙介衆院議員の騒動です。この男、フェミニスト然としたカッコを付けようと「男性の育児休暇取…

米国の北朝鮮対応が見えてこない

北朝鮮は今回打ち上げた”飛行物体”について、「人工衛星打ち上げロケット」と言っています。日本はじめ西側のメディアはおしなべて「事実上の弾道ミサイル」と表現していますが、まあ、衛星打ち上げロケットであろうと弾道ミサイルであろうと、運搬手段の構…