つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

2017-01-01から1年間の記事一覧

痴漢疑われ対策は「李下に冠を正さず」

最近、電車内で痴漢を疑われた男が線路に降りて逃走するケースが東京都内で頻発しているそうです。男性一般の認識として、いったん痴漢と疑われると、駅員は主に”被害者”女性の言い分を聞き、男性は弁解の余地なく、逮捕されることが多いとの思いがあるため…

「ペンス大統領」は実現しそうだ

ドナルド・トランプ氏が昨年11月、米大統領選挙で当選したあと、小生はこのブログで早々に「ペンス大統領を望むのは不謹慎か」などと書いて、トランプ氏の失脚、マイク・ペンス副大統領の昇格の可能性に言及しました。確かに不謹慎でありましたが、現在、こ…

禁煙法案賛成だけど、喫煙保障も

公共の場での全面禁煙を目指して、厚生労働省が「健康増進法改正案」なる法律を国会に提出し、可決する考えのようです。小生は煙草を吸わないので、基本的に公共の場での全面禁煙には賛成です。でも、飲食店などは、客が減ることを恐れ、反対するところも多…

1,2項そのままでの自衛隊明記は難しい

5月3日、安倍首相が憲法改正発言をしたことに関して、小生、いささかの誤解がありました。首相は自民党の新憲法草案通りの改正を目指すのかと思っていたが、実際は、それよりもっと狭めた”部分的な修正”にとどめたようで、自衛隊を明記、高校教育の無償化を…

期待通りに行かないフランス、韓国新政権

昨年の英国のEU離脱に関する国民投票、米国の大統領選挙は意外な結果でびっくりさせたけど、この5月初旬にあったフランスと韓国、2つの大統領選挙はいずれも事前の世論調査の通りの結果。まあこう言っては差しさわりがあるかとも思うけど、記者的に見れば…

GWは時代小説を書いていました

いわゆるゴールデンウィーク(GW)なる大型連休はきょうで終わりです。先月末、恒例の千葉の飲み会があり、GWを直前にしていたので、小生が「GWをどう過ごす?」などと話を振ったのですが、参加者は皆、小生と同年齢のリタイヤ組がほとんど。ですから、仲間…

2020年なら、改憲論議高めるのは今

憲法記念日の昨日、安倍首相が都内で開かれたフォーラムに、「2020年には新しい憲法を施行するようにしたい」とのメッセージを寄せました。憲法改正で時期的なことを言ったのは初めてで、賛否両論ありましたが、小生はリーダーたる首相が期限を明示したのは…

マングースとISと抗生物質の類似性

新聞を読んでいたら、面白い記事が出ていました。奄美大島で農地にいる毒蛇ハブを退治するため、外来動物であるマングースを島内に持ち込んだところ、今では繁殖しすぎ、今度は彼らが農作物を荒らすため困っているとのこと。そこで、地元自治体ではマングー…

今村議員は所詮中途半端なエリート

今村雅弘なる復興大臣が舌禍事件で辞職したので、またまた国内政治を話題に取り上げます。それにしても「(地震発生が)東北地方で良かった」などとよくも愚かしいことが言えたものです。本人は今でも「モノ言えば唇寒し秋の風」と思っているのかも知れませ…

小選挙区制ではステーツマンは育たない

衆議院の議員定数が小選挙区で6議席、比例区で4議席減らされ戦後最低の465議席になるそうな。また、小選挙区の区割りも19都道府県、100の選挙区で大胆に見直す方針が審議会で決まりました。いわゆる1票の格差を2倍未満に抑えたいという憲法上の制約、最高裁…

男女関係の個人名暴露が一番悪い

北朝鮮の強気な青年独裁者も困ったものですが、自民党の国会議員にも困った人が多いようです。まあ、衆院でも300議席近い数があれば、いろいろな奴がいておかしくないのですが、、。前にも議員同士で結婚し、妻議員が妊娠しているさなかに不倫して、相手の女…

北朝鮮の「試し行動」には困ったものだ

頭を刈り上げた北朝鮮の青年独裁者には困ったものですね。発達心理学の中に「試し行動」というセオリーがあります。これは、2歳から4歳児くらいまでの子供が親に対し、自分をどの程度受け入れてくれるのかを探るため、してはいけないと注意を受けた行為を敢…

真央ちゃんの引退報道はちょっと異常

フィギアスケートの浅田真央選手が引退するということでマスメディアは大騒ぎになっています。テレビの定時ニュースではトップニュースだし、ワイドショーでは大型企画で取り上げ、引退会見もライブでした。硬派でなる日経新聞でも連日、社会面のトップ記事…

シリア空爆は中国、北朝鮮をにらんだものか

7日は午前中から外出、夜多く自宅に戻り、夕刊を見てびっくり。米軍がシリアを空爆したというおどろおどろしい見出しが躍っていたからです。一見、イスラミックステート(IS)を本格攻撃したのかと思ったのですが、良く読むとアサド政権側の軍用飛行場を爆撃…

「ファースト」の影響受けるはむしろ野党側

7月初めの東京都議会選挙に向け、胸に一物を持った各党議員の動きが慌ただしくなりました。自民党は小池都知事との対抗姿勢を明確にし、民進党議員の中にはこの党に愛想を尽かし「都民ファーストの会」に移る人も出てきています。猿は木から落ちても猿だが、…

肌寒くて、球春の熱気伝わらず

3月31日からプロ野球が開幕しました。開幕日はそれでなくとも夜寒のナイトゲームの上に氷雨も降っていたし、2戦目の4月に入ってもまだ肌寒いので、なんだか球春という感じがしません。しかも、3月前半にはあのWBCの盛り上がりがあったので、「待ちに待ったペ…

また海外で政敵の暗殺か−独裁国は怖い

ウクライナに亡命していた元ロシア下院議員のデニス・ボロネンコフ氏が3月23日、首都キエフ中心部で白昼に殺害されました。街中での事件だけに監視カメラの映像が残されていて、殺人犯と思しき男が元議員に背後から近づき発砲し、元議員は即死状態。彼に付い…

稀勢の里、のみの心臓は治ったのか

大相撲3月場所はたいへん興味がありました。新横綱稀勢の里が誕生した直後であり、4横綱の中でどんな成績が残せるのか、関脇に陥落した琴奨菊が大関に返り咲けるかどうか、さらには新入幕の宇良がどれだけ勝てるか−などなど注目点は数多い。そこでヒマを見つ…

正直言って面白くない今年の大河

NHKの大河ドラマフリークとしては、今年の「おんな城主 直虎」についても触れておかなければなりません。すでに3カ月が経過し、10話以上見た計算ですが、正直言ってあまり面白くない。同じ戦国時代を描いた昨年の「真田丸」に比べると、数段見劣りする印…

怪しい証言を基にすると大恥をかく

正直言うと、森友学園の籠池泰典理事長の顔などテレビで見たくないのですが、相変わらず正規のニュース番組でも、ワイドショーでも彼の顔が出てくるので、うんざりします。右派保守系に属していた人間が安倍首相や自民党系から総スカンを食うと、今度は野党…

見苦しいぞ、稲田朋美防衛大臣

稲田朋美防衛大臣、かわいらしい顔に似合わず、保守的思想を持つ硬派。安倍首相も自らの後継に考えていると言われ、女性政治家ではトップクラスを走っているという評価(小生も含めて)だったようですが、昨今の彼女の様子を見ていると、残念ながら期待外れ…

華字紙が日本人のマスク好きを分析

春になって花粉が飛ぶ季節になり、街中はまたまたマスク着用者が増えているような感じがします。在日中国人向けのフリーペーパーを読んでいたら、面白い記事を見つけました。日本は、中国大都市のようにPM2・5に汚染されているわけでもなく空気がきれいなの…

北朝鮮空爆のシナリオあるかも

脱北者支援団体がユーチューブ動画上に出し、注目された朝鮮人男性は、マレーシアで暗殺された金正男氏の子息、金ハンソルさんで間違いないようです。元記者である小生はついついこの時期に息子の動画が出てきた意味を考えたくなってしまうのですが、彼の支…

恐る恐る1年3カ月ぶりの中国訪問

3月1日から5日まで中国を旅行していました。上海から長江上流の常州、さらに張家港という街を訪れ、当地のビジネスマンと話してきました。ビジネスの詳細はここでは触れませんが、いずれも中国側は商売熱心で、いろいろな案件が持ち込まれました。浅学菲才の…

ゴマすりも悪いことではないが…

自由主義の国日本であるので、原則他人を害さない限り、何をしても自由なんでしょう。ですが、まだ政治の仕組みなどまったく分からない6歳未満の子供に「安保法制、国会通過よかったですね」と言わせる幼稚園というのはちょっと異常、いかがわしい感じがしま…

プレミアムフライデーは何が狙いか

昨日、月末最後の金曜日ということで、原則午後3時に仕事を終えるプレミアム・フライデー(PF)なるものがスタートしました。小生は千葉に用事があって午後9時半ごろ東京を通過、10時すぎに横浜に戻ってきましたが、途中、東京、新橋、品川駅での乗り込み客…

北の海外国家犯罪も”スマート”になった

クアラルンプール空港における金正男氏殺しはまだ全容解明にはほど遠いですが、おぼろげながら当地の警察の調べで徐々にその形が現れてきました。やはり北朝鮮のスパイ機関による組織的、国家的な犯罪のようです。恐らく主犯格の人間はすでに北に逃げ帰り、…

世襲専制国で兄弟殺しは普通のこと

今週14日から16日まで香港に行っていました。香港へは毎年最低1回は行くことにしているのですが、昨年は年末に日程調整つかず、とうとう今年の春休みになってしまいました。香港旅行の目的は、昔住んでいたので、どう変わっているのか見たいこと、それに香港…

安保条約第5条より自らの防衛意志

安倍首相が訪米、トランプ新大統領の別荘に泊まってゴルフしたり、何度も食事を一緒にしたりして、親しい関係になった由。必要以上に握手し、ハグするなどの場面もあり、ちょっと気持ち悪い感じもありましたが、まずは日米同盟が何よりも大事とする我が国の…

霞ヶ関カンツリー問題から考えたこと

埼玉県川越市にある名門ゴルフクラブ「霞ヶ関カンツリー倶楽部」が東京オリンピックの競技コースにもなろうとしているのに、女性の正会員を認めていないのは問題だと指摘され、ワイドショーの話題になりました。この話が最初に取り上げられたとき、女性は全…