つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

2014-01-01から1年間の記事一覧

一字の余計な書入れで、2万円余の損

8月前半に中国の北京と内モンゴル自治区を訪問したことはすでに書きました。今回はその旅行の話でなく、東京−北京の航空券についての件です。実は小生、ネットでの買い物というのが嫌いで、いまだにアマゾンも使っていません。第一、読む本くらいは手に取っ…

現実離れのジャーナリスト、鳥越氏

8月15日、NHKが終戦記念日特集で「戦後69年 いまニッポンの平和を考える」という討論番組を放映し、外務省OBの岡本行夫氏や毎日新聞0Bの鳥越俊太郎氏らが出演して、集団的自衛権の是非について議論していました。この中で、唖然としてしまったのは、…

辺野古への基地移転は早急に進めるべきだ

沖縄の辺野古での基地建設が始まったようです。宜野湾市の街の真ん中にある普天間のヘリコプター基地を北部名護市の米軍キャンプシュワブがある辺野古に移そうというものであり、現行の普天間の危険性を考えれば、早急に進めなければならないものだと小生は…

内モンゴルに大草原なく、鬼城ばかり

今月2日からきのう12日まで、中国の内モンゴル自治区の区都フフホト、シラムレン大草原、包頭、オルドスと北京を旅行してきました。包頭は、山崎豊子作の「大地の子」にも登場した製鉄工場とレアアース産出の地として有名で、われわれもレアアースを扱う日系…

習近平は周永康らのクーデター計画に怒った

中国の周永康元政治局常務委員の「規律違反」問題がようやく国内で公表されました。中国専門家の間では2年前から当たり前のように噂されてきたことであり、実際、昨年12月にはかなり確度の高い情報として身柄拘束されたという話も伝わっていたので、周の立件…

「強制連行」と「徴用」について

前回、小生がNHK大越キャスターの発言はおかしくないと書きましたら、水地さんという方から「何を根拠にあなたはそう決め付けているのですか?」という質問が出されたので、これに一応見解を示しておきます。水地さんの言う外務省見解の「強制連行はなか…

大越キャスター発言にケチつけられない

NHK「ニュースウオッチ9」の大越健介キャスターが「在日コリアン1世は、韓国併合後に強制的に連れてこられたり、職を求めて移り住んだ人たちで、大変な苦労を重ねて生活の基盤を築いてきた」と発言したことに、作家でNHK経営委員の百田尚樹氏がケチを…

個人情報の秘匿はそれほど大事か

通信教育関係企業であるベネッセコーポレーションから、子供の個人情報が漏えいするという事件がありました。個人情報の秘匿性が厳しく言われている昨今、この種の情報が漏れるのは大企業にとっては管理責任上問題があると言えましょう。しかし、この個人情…

DNA最高裁判断は常識的な線

DNA鑑定に基づく親子関係の是非を問う注目の最高裁判決は、「DNA鑑定だけでは父子関係を取り消せない」という現行民法の枠を重視したものとなりました。小生は、判決前から恐らくそういう"保守的な"判断になるだろうと予測していましたが、案の定でし…

WCサッカー、期待感と現実のギャップ

ワールドカップサッカーは、ドイツの優勝で幕を閉じました。日本は予選リーグで一勝もできないまま終わってしまったので、決勝トーナメントは、日本での盛り上がりはいまいちでしたが、それでもやはり4年に一度の大会。小生の周辺でも結構話題になっていま…

北朝鮮の秋波にはこたえるべきだ

北朝鮮が拉致問題の解決に熱心に対応する方向に傾いてきました。つまり、北朝鮮が日本に秋波を送ってきているということです。一見、奇異な感じを受けますが、これって、世界情勢にまで行かなくとも、北東アジアの情勢を見ると、すぐに理解できることなんで…

世界の恥の県議にリコールを

最初に記者会見の映像を見たときに、手を耳に当てて質問に集中するようなそぶりを見せたり、こみ上げるように号泣したりするこの男はいったい何者だろうかと思いましたが、あとで兵庫県議会議員であり、この会見が釈明会見であることも分かり、正直ぶったま…

集団的自衛権で地球の裏側まで行くのか

部分的に集団的自衛権を認めることが閣議決定されました。本来は、憲法改正で行うのがスジなのでしょうが、今の憲法はたいへん変えにくいということを考えれば、解釈改憲でもしょうがないのかなという感じを小生は持っています。尖閣諸島に見られるように脅…

「次回総選挙までに野党再編はきっとある」

昨夜、前回衆院選で「日本維新の会」公認で出馬、落選したある元候補者とサシで飯を食べる機会がありました。彼は、「維新の会は前回、ブームによってそれなりの議席を確保したものの、今後伸びる可能性は少ない」と見通す一方、「それにしても、分裂騒ぎに…

再び「物言えば唇寒し」の話

「物言えば唇寒し秋の風」という話を以前書きましたが、どうも「秋の風」でなく「夏の風」と思わんばかりに、最近、舌禍事件が多発しています。石原伸晃環境相の「最後は金目でしょ」も露骨すぎるけど、鈴木章浩都議のセクハラ的な発言にも困ったものです。…

日教組は「重症の腫瘍」か

作家で、NHK経営委員でもある百田尚樹氏が静岡県の講演会で「日教組は日本のがんだ」と発言したそうです。地元の静岡新聞など鬼の首でも取るように問題にしていますが、でも、日本人の多くは、実はそう思っているのではないでしょうか。 小生はかつて文部…

プロ野球16チーム、大いに賛成

自民党の日本経済再生本部がまとめた新成長戦略ビジョンによると、配偶者控除の見直しなどの目玉とともに、プロ野球球団を現行の12から16球団に増やすという案が打ち出されました。成長戦略になんでプロ野球球団の話なんだよと一見、奇異な感じを与えますが…

天候に恵まれた長野県栄村旅行

先週週末にゆっくりブログを書こうと思っていましたが、時間が取れませんでした。先週金曜日は大学の授業が終わった後、ビジネス関係のミーティングに続いて、今夏の中国旅行の件で、いつも同行する仲間との相談があったのです。夜の会合では酒が付きもので…

地球温暖化、PM2・5…嗚呼

なにやかやと今年も過ぎて行って、早6月を迎えることとなりました。5月の連休明けに秋田に旅行した時には、乳頭、玉川温泉郷の山間部に残雪が多くあり、まだ夏遠くと思っていましたが、5月下旬になって東京、横浜辺りはなんだが真夏並みの暑さになってしまい…

維新・石原組はみんなの党との合体か

このブログで、小生は大阪維新の会が結いの党と結べば、党は分裂すると予想しましたが、やはりその通りの結果になりました。それはともかく、大阪維新の議員連中の中に、「自主憲法制定にそれほど固執する石原はおかしい」との声がありました。この人は少し…

クーデターあっても最後は民主主義で

タイという国について巷間言われているのは、仏教徒特有の温厚な性格で、日本人とは非常にフィーリングが合う国民性であるとのこと。小生も観光やビジネスで何度も行っていますが、確かに、現地でビジネス上の相手、あるいはタクシー、通訳の人など小生とか…

刑法でも仲間を守る行為は認められている

安倍首相が現行憲法の解釈変更によって集団的自衛権を認めていく方針を打ち出しました。連立与党である公明党やその支持母体の創価学会が集団的自衛権に否定的な認識を示しているので、これが国会ですんなり承認されるまでまだ紆余曲折があると思いますが、…

遠藤の相撲センスは一段と磨きかかった

今日は大学に行く日でなく、別段人と会う約束もない。このため、ずっと横浜の自宅にいて、午前は英語の翻訳、午後は原稿を書いたりしていました。ずっと原稿を書こうと思っていたのですが、昨日の大相撲で、遠藤が横綱の鶴竜を破ったので、何となく取組が気…

もの言えば唇寒し…を地でいった局長

韓国の公共放送KBSの報道局長が「セウォル号では300人死んだが、交通事故で1か月に死ぬ人の数を考えると、(セウォル号の犠牲者数は)そんなに多くはない」と発言したことで、遺族の批判にさらされ、失職に追い込まれました。まさに、「もの言えば唇寒し…

宗教に北風吹かせれば危険

中国新疆ウイグル自治区のウルムチ鉄道駅で、4月30日に爆発が起き、80人以上が死傷する事件がありました。習近平国家主席がを訪問したすぐあとのことで、テロリストは明らかに習を標的にし、そのトップ狙いの効果を喧伝しようとしていることは間違いなさそう…

バナナ投げ入れで大騒ぎの必要あるか

サッカーのスペインリーグで、バルセロナに所属する黒人のアウベス(ブラジル人)という選手がコーナーキックをしようとしたら、観客席からピッチにバナナが投げ込まれるという事件がありました。バナナというのは、どうも有色人種に対する人種差別に使われ…

結いと組めば、維新の会は分裂だろう

きょう朝の新聞によると、日本維新の会と、みんなの党から分かれた「結いの党」が今夏にも合併することを前提に協議に入ったとのこと。まあ、一般論で言えば、弱小政党では何もできないわけですから、まとまるのはいいことだと思います。でも、維新の会では…

集団的自衛権、限定的なら認めるべきだ

集団的安全保障について、国会内では、与党内も含めて相変わらず反対論が多いんですね。小生などは、どういうことなんだとついつい思ってしまいます。与野党の一部議員は、「現憲法では個別的自衛権までしか認めていない。集団的を言うなら、憲法を改正すべ…

20代に化けられる韓国美容整形の魅力

きょう中国語のフリーペーパーを読んでいたら、面白い記事にぶち当たりました。韓国は美容整形で有名な国ですから、同国の一般女性の2割、アイドルは9割が整形していると言われています。諸外国の女性もこの韓国の美容整形の普及、整形技術をよく承知してい…

小保方問題で分かった科学者の嫉妬は怖い

STAP細胞なるもの、小生はもともとそれほど興味がないので、今の世間で行われている論争がどうなるか、それほど注目しておりません。山中伸弥教授のiPS細胞の方はそれなりに信憑性を感じましたし、なるほどノーベル賞を獲得したのだから、本物だった…