つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

2018-01-01から1年間の記事一覧

高校野球投手に一定休養は必要なのか

今年の高校野球は100回記念大会ということで話題になりましたが、とりわけ記念大会にふさわしく公立高校が活躍したのは、嬉しいことでした。エリート野球少年の集団、プロ野球選手の養成学校のような私立高校野球部が跳梁跋扈するより、小生も小中が市立、高…

やはり面倒、消費税の軽減税率

安倍政権が2度にわたって選挙公約で消費税の2ポイントアップ、つまり8%から10%への引き上げを延期し、総選挙に勝ってきました。でも最終的に腹を括って決めた来年10月の期日はさすがに延期できないと思います。それはそうと、10%消費税の導入時には軽減税率…

警察の捜索、おざなりでは困ります

大阪府警富田林署の面会室から収監中の無職、樋田淳也(30)なる男が逃走し、すでに4日も経つのに、いまだた捕まっていません。この男、女にナイフを突き付けて、無理やり性欲を満たそうとする「強制性交」犯歴を持つというから、富田林市内やその近くの女性…

止められない、佐伯泰英の時代小説

よくよく考えてみると、今日は小生の誕生日でした。自分自身が年齢を忘れようとしているので、具体的な数字は言いたくないのですが、それなりの年齢になりました。昔は誕生日などは自分と家族、関係者しか知らなかったものですが、最近は、フェイスブックで…

格闘技といえ、ヤーサンまがいがトップとは

いやー、これも驚きです。ボクシングがいかにケンカのように殴り合うスポーツだとはいえ、そのアマチュア団体のトップが殴り合い、暴力が売り物の暴力団の組長まがいの人だとは思いも寄りませんでした。そもそも山根明なる人、前歴が明らかでない。そのスポ…

東京医科大の入学試験、それほど問題か

東京医科大学の入学試験で、女性合格者を少なくするため、点数にハンディキャップを付けていたというニュースが報じられました。これを最初に聞くと、なんと不公平なと感じてしまうのですが、よくよく世間を見渡してみれば、それほどのことでもないように思…

岸田氏は総裁選でなぜ自己アピールしない

9月に行われる自民党の総裁選は、今後3年間の首相選びですから、非常に関心のあるところ。安倍首相は3選を狙ってすでに根回ししているようですが、問題は彼の対抗馬。石破茂元幹事長は2012年総裁選敗北の雪辱を期して事実上スタンバイの状態で、恐らくお盆の…

習近平写真に墨汁かけた女性の狙いは

中国の市井で今、驚くべき動きが始まったようです。というのは、7月4日早朝、上海市のあるビルの前壁に大きく張られていた習近平国家主席のポスター写真に墨汁を掛けた女性が出現し、しかもその様子を自撮りした動画をSNSにアップしたのです。これは共産党に…

安倍首相、そろそろ代わっていいのかも

今国会も先週末をもって閉会しました。働き方の方法を変える方案やカジノを認めるIR法案、参議院議員6増案という与野党対立法案もどうやら成立し、政治記者の取材注目点は、9月の自民党総裁選に向けた議員たちの水面下の動きに移ります。総裁選はすなわち次…

蝉の声もない盛夏、暑さはいつまで

今年の夏は確かに暑いですが、テレビのニュース番組を見ても、ワイドショーを見てもどこもワンパターン。語り手がデジタル表示の温度計を手に持ち、「こちらはすでにこの温度です」などと40数度の数字を見せ、そのあと街中の人にインタビューし、「今年は特…

新星、御嶽海に期待するしかない

まったくひどい話です。大相撲名古屋場所は、初日からの稀勢の里に続いて、白鵬、鶴竜が途中休場し、横綱不在になったばかりか、きょう新大関の栃ノ心も休場することが発表されました。それなのに、看板となるべき古手の2大関はすでに2敗と精彩なし。小生の…

大口病院事件、証拠固めは大丈夫か

横浜市神奈川区にあった大口病院。現在は名称を「横浜はじめ病院」と変えていますが、これは、2016年9月に入院患者の相次ぐ中毒死事件が発覚したことで、イメージが悪くなったったことが理由と見られます。つまり、名称を変えなければならないほど病院にとっ…

上川法相の決断、察するに余りある

オウム真理教の地下鉄サリン事件があったのは1995年ですが、小生は当時、香港で仕事をしていました。それで、あまり実感がなかったのですが、もし東京で勤務していたら、小生の会社は日比谷公園内にあり、仕事上で地下鉄日比谷線や丸の内線の霞ヶ関駅を使う…

10年一日のごとき気象宣言、意味あるのか

週末日曜日に箱根に行き、温泉で一泊してきました。泊まったところは東京都のある区の公営施設で、登山鉄道・彫刻の森駅辺り。かなり山の上の方であったので、気温的にはまだ涼しかったのですが、翌日午後、下界に下りてきて改めてその暑さにびっくりしまし…

元号は面倒、西暦でいいのでは

小生が記者をしていた時に昭和天皇が逝去し、新しい元号「平成」になりました。来年5月には、現天皇が退位することで、また新しい元号に変わります。”文化”として元号は必要なのかも知れませんが、時間の経過を調べる時や諸外国の出来事と照合する時には不便…

なぜカジノだけ神経質になるのか

今日朝、NHKの「政党討論会」を見ていたら、「カジノを含むIR法案」を議論していました。もうここで何度も書いているし、いつも思うことですが、なんでカジノにそんなに神経質になるのかという点。世の中には、すでに競馬、競輪、オートレース、モーターボー…

西野大明神、奇跡を起こし続けて

いやー、驚きました。まさかWCサッカーの初戦で、日本が南米の強豪コロンビアを破るとは夢にも思いませんでした。それは小生だけの予想でなく、日本人の大方の見方だったと思います。何しろ、直前の練習対外マッチで負け続けており、監督が代わっても選手が…

今年の大河「西郷どん」まあまあ面白い

NHKの大河ドラマファンとしては、そろそろ今年の「西郷どん」について語らなくてはなりません。一言で言えば、まあまあ面白いといったところですか。主役の鈴木亮平君は小生の大学の後輩ということで肩を持つわけではないのですが、なかなか好演している…

トランプ首脳外交の危うさ感じただけ

小生も大学で国際関係論などを講義している関係上、シンガポールの米朝会談には大変関心を持って見守っていました。でも、合意内容を見てびっくり。「朝鮮半島の非核化」という大枠を示した先の南北朝鮮首脳会談の中身とほとんど変わりなく、新鮮味は何もな…

ドンファン身辺関係者、怪しいけど動機が薄い

歴史上のスペインのプレーボーイの名から「紀州のドン・ファン」なる異名と取っているので、背が高く、筋骨隆々、いかにも色気のある中年男を想像していました。ですが、テレビ映像で見てみれば、背の低い、いかにも弱弱しそうで、実直そうな老人でした。ま…

北の青年独裁者の外交術はすごい

小生、北朝鮮の青年独裁者に対する見方を最近、変えています。米国に対する外交交渉術を見ると、こいつただ者ではないなとしみじみ思います。30数歳の若造のくせして、どうしてあんな巧みな対外関係が操れるのか。スイスで学んだのか、それとも父親からか。…

日大経営陣は危機感を感じているのか

日本大学アメリカンフットボール部の危険タックル問題で、上部団体の一般社団法人・関東学生アメフト連盟が一定の見解を示しました。この会見内容を聞いていて、発表内容が実に緻密で、論理的であることに驚きました。あたかも、警察の捜査のようであり、こ…

体育会ボス支配の体制まで問われ始めた

日大アメリカンフットボール部のラフプレー問題は依然世間の恰好の話題であり、メディアの世界で終息する気配が見られません。メディアも世間も、ラフプレーに及んだ学生の方が記者会見で真実を語っており、監督、コーチは虚偽発言をしているという見方をし…

実に滑稽だった日大執行部の対応

野次馬的に見れば、日大アメリカンフットボール部のラフプレー問題は、やった学生と監督、コーチの言い分が食い違っており、面白い展開になってきました。でもそれにしても、日本大学の学校執行部、特に広報部はなんであんなにお粗末なのか。学内に危機管理…

自己資本のないアパート経営なんて

首都圏で女性専用のシェアハウスを建設し、普通のサラリーマンから投資物件として経営者を募っていたスマートデイズという不動産会社がこのほど、民事再生手続きを行い、倒産しました。「土地やまとまった資金がなくともアパート経営できます」などのうたい…

憲法現状維持支持者が48%とは驚き

ゴールデンウィーク中は旅行をしていて、特に新聞もテレビも見ていなかったので、3日の憲法記念日にどういうイベントが行われたのかとか、世人が憲法にどういう印象を持たれているのかについて知ることはできませんでした。きょう改めてスクラップ寸前の3日…

商品買わずにスタバー店内占拠は無茶だ

米国フィラデルフィアのスターバックスで、2人の黒人が商品を買わずに椅子、テーブルを占拠し話し込んでいたため、店員に退去を求められましたが、2人はこれを拒否したことから、警察に通報され、拘束、連行される事件となりました。この一部始終は録画され…

GWは岡山で城めぐりとキャンプ

われわれのような年金生活者は、わざわざゴールデンウィーク(GW)を選んで旅行に出る必要はないのですが、同行する人がサラリーマンや企業人であれば、彼らの日程に合わせるためにどうしてもGWの日程になってしまいます。今年のGWは、小さい会社を営む香港…

TOKIOメンバーの事件は騒ぎ過ぎ

人気グループ「TOKIO」のメンバーである山口達也さんが自宅に女子高校生を呼んで強制わいせつに及び、事件になったことがワイドショーで報じられています。こう言っては言い過ぎかも知れませんが、この程度のことがどうして大きな話題になるのか。しかも、仲…

平和攻勢の裏にはマヌーバーがある

つい昨年末まで「ソウルを火の海にする」などと息巻いていた北朝鮮の青年独裁者が今冬の平昌オリンピックを契機として突如変身、平和攻勢に出ています。なんで突然180度の転換を図るか分からないし、本当に非核化に協力するのかも分からない。それでも、もと…