つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

2018-01-01から1年間の記事一覧

国際情勢が動いている時にこの体たらく

自民党の森山国会対策委員長が最近、「野党が国会で内閣不信任案を出すなら、解散も選択肢」と述べたのには驚きました。昨年秋に総選挙をしたばかりで、まだ半年余りであるこの時期にまたまた解散話とは恐れ入ります。でも、よくよく見れば、今の国会は、モ…

金正恩と大韓航空激高姉妹の共通性

大韓航空経営者はいったい何を考えているのでしょうか。韓国のビッグ企業であるのに、彼ら創業家一族のやり方を見ていると、あまりにもお粗末、自分勝手。自らの評価が即国家への評価につながってしまうという点をみじんも考慮していないように感じられます…

取材対象と記者のパワー関係知るべきだ

福田淳一財務省事務次官によるセクハラ事件は、被害者の女性が所属のテレビ朝日を通して名乗り出てきました。福田氏は依然、セクハラの事実を否定していますが、被害者が出てきた以上、この事件はほぼ認定できたと言っていいのでしょう。福田氏はこれまで、…

財務省側の主張に「理」があると思う

福田淳一財務省次官の女性記者に対するセクハラ問題で、麻生大臣と財務省は、この件について「でっち上げではないか」と疑問視し、被害を受けた女性記者が名乗り出るべきだとの公式コメントを出しました。これには、主に世の女性陣の方から反発が出て、閣内…

安倍交代へ政局の潮目が変わったのか

昨日、小泉元首相がぶら下がりインタビューを受け、今の政局について言及、「今秋の自民党総裁選で、安倍首相の3選は難しい」と言ってました。かつて自分の子飼いのようにして育て、後継首相にまで指名した安倍氏に対し、随分ストレートに”残酷に”言うなーと…

20人脱走あった塀のない刑務所の意味

愛媛県の刑務所の作業場から受刑者が逃走し、5日目を迎えてもいまだに逮捕どころか、発見もされていません。現在、瀬戸内海の島の一つである広島県尾道市向島まで行き、そこで潜伏していることは分かっています。ですが、1000人近くの警察官を動員しても、き…

栄監督も森社長も”存在理由”を知るべきだ

昨日、日本女子レスリングの栄和人監督がパワーハラスメントをしていたということが上部団体で公式に認定されました。「栄程度の人にそもそもパワーがあるのか」などと彼が所属するレスリング専門大学の学長がのたまわっていましたが、監督、しかも協会強化…

今こそ小選挙区制スタート時の初志貫徹を

民進党の大塚耕平代表が立憲民主党と希望の党に対し、再合併を呼びかけています。立民党は受け入れる様子は見られませんが、民進と希望の合併はありそうです。分裂後半年で再合併の呼びかけとはおかしな話ですが、昨年秋、小池百合子女史の新党ブームに幻惑…

教師に銃を持たせるというのは無茶だ

米国各地の大学、高校の教育現場で、再三銃の乱射事件が起こっているので、学生たちが立ち上がり、銃規制に向けて本格的に反対行動に出ています。ヤーさん以外銃所持など無縁の日本では考えられないことですが、米国では特にここ1、2年、銃乱射事件が頻発し…

やはり何も出なかった佐川喚問

今日、森友学園の国有地購入、それに伴う公文書改ざん問題に絡み、佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問がありました。世間では大いに注目されていたようですが、小生は最初から彼は何も話さないだろうと思っていたので、大した関心もありませんでした。ですから…

トランプはやはりろくでもない大統領

ドナルド・トランプという男、一昨年に米大統領選の共和党候補者の一人として登場した時からどうも好きになれなかったけど、まあどうせ当選できっこないからどうでもいいやと思っていたら、なんと当選してしまったのです。小生はどちらというと新自由主義の…

貴乃花親方のブーメラン現象は面白い

貴乃花部屋って、なんでへんちくりんな四股名を付けるのでしょう。「貴公俊」を「たかよしとし」と読むのはどう考えても不自然。普通「公」を「よし」とは読まないので、パソコンで「…こうしゅん」と打たないと出てこない。しかも発音しにくいので、呼び出し…

一日も早く憲法上に自衛隊明記を

自民党内で、憲法改正案の原案づくりが進められていますが、これまでのところ、意見集約には至っていないようです。安倍首相は昨年の憲法記念日に、「9条2項を残したままで自衛隊を明記する形がいい」とサジェストしましたが、「2項を残したままだと、自衛隊…

財務省のエリート意識がなせる”業”

森友学園建設用地の国有財産売却をめぐって、きょう、財務省が公文書の書き換えをしていたことを認めました。昨年、佐川宣寿理財局長(当時)が国会答弁で安倍昭恵さんや自民党議員に害が及ばないよう、うまく切り抜けるために虚構発言をしたのが運の尽き。…

北朝鮮の信頼醸成措置が注目点

昨年暮れまで、「私の手は、核ミサイルを発射するボタンの上に置かれている」などと”最高級”の脅し文句を使い、今にも戦争を始めそうな素振りを見せていたあの北朝鮮の青年独裁者が、どうとち狂ったかは分からないですが、年明けから韓国平昌オリンピックへ…

プロ野球と豪州チーム、”ラベル”が違う

冬季オリンピックが終わったが、まだ3月初め。プロ野球、高校野球、大相撲など恒例のビッグなスポーツイベントは始まらない。そんな端境期を狙うように、テレビ局かスポーツ団体かは知りませんが、ちゃんとイベントを用意してくました。プロ野球選抜軍とオ…

国家主席任期延長企ては危ない兆候

中国では、間もなく憲法改正が行われ、その変更の目玉になっているのが国家主席、副主席の任期を取り払うこと。条文ではこれまで、国家主席などは2期、10年と決められていましたが、これを任期なしとすれば、現行指導者は極端に言えば、死ぬまで権力を保持す…

美女ばかり目立った平昌オリンピック

平昌冬季オリンピックは本日が閉幕式。もう終わってしまうのか、やっと終わったか、どちらに感じるかは人それぞれですが、小生は十分に楽しめました。特に、有終の美を飾って女子のスピードスケートマススタートやカーリングでメダルが取れ、最終的に金メダ…

所期の目的果たせなかった香港旅行

小中学校の友人たちと3泊4日で香港を駆け足旅行してきました。5年近く住んで勝手知ったるところなので、小生にとって新鮮な感動はないのです。ただ、いつも同地でやることがあります。香港上海銀行(HSBC)にある口座をいじること、中国国内政治に関する本を…

核・ミサイル無視して雪解けムードはないだろ

平昌冬季オリンピックでは、今いち日本勢が金メダルに届かないのでイライラが募ります。その代わりと言ってもおかしいですが、ワイドショーは北朝鮮からやってきた美女応援団にやはり着目し、その一挙手一投足を伝えてきています。自国、合同チーム応援に限…

夫婦別姓、容認派が多数なら再考すべきだ

内閣府の「家族の法制に関する調査」によると、選択制夫婦別姓の導入について容認派が2012年前回調査時より7・0ポイント上昇して42・5%に達し、逆に「絶対反対」は7・1ポイント下がって29・3%との結果が出たそうな。容認派が反対派を初めて上回りました。…

現政権下での改憲ダメの意味が分からない

通常国会が始まって憲法改正問題が注目されています。自民党では国会の憲法審査会に提出する草案について、今、9条1、2項を残して自衛隊の存在を明記する公明党の加憲案みたいなものがいいのか、それとも2012年に作った自民党憲法改正草案のような9条2項を変…

民進、希望、立民の再結集って何!?

民進党の年次大会がこのほど開催されました。正直言って世間一般的に見れば、「あれ、民進党って希望の党と立憲民主党に分裂したんじゃないの。まだあったの」という感じですが、参院議員を中心にまだ実在しているんですね。ほとんど存在意義がないけど。そ…

貴乃花の記者会見の笑顔って違和感ある

昨日、テレビを見ていたら、大相撲の貴乃花親方が記者会見の場に登場していました。3月春場所番付で新十両になる貴公俊の陪席でしたが、終始笑顔で上機嫌そう。しかも能弁に語っていました。これを見ると、これまで貴乃花部屋の前で記者に囲まれてブスっとし…

立憲民主党の安全保障論はでたらめ

安全保障は独立国家として存立するための基本なのですが、残念ながら野党第一党の立憲民主党の安全保障政策はでたらめです。先ほど、日曜日の「たけしのTVタックル」という昼の番組を見ていて長妻昭議員が出ていましたが、この人の言を聞く限りにおいて多く…

韓国の事大主義にはあきれるばかり

韓国って国はほどほど事大主義に染まった国だなと感じます。というのは、強く出てくる国にはひたすら平身低頭し、相手が弱そうだなと思うと嵩にかかって攻撃的、嫌がらせをしてくる風情が見えること。現大統領ムンジェイン(文在寅)は中国を訪問して習近平…

長かったな、トランプ大統領の1年

ドナルド・トランプ氏が米大統領に就任してから1月20日で丸1年になりました。正直、「えー、まだ1年しか経っていなかったの、長かったなー」という印象です。この1年、トランプ氏は良い面、悪い面にかかわらず注目されていて、マスメディアへの露出度が極め…

セクハラは女性にも責任がある

先日、テレビのワイドショーで紹介していましたが、米国芸能界でオスカーと並ぶ有名なゴールデングローブ賞の授賞式がありました。その時に、出席した女性たちが皆黒いドレスを着込んでいました。これはいわゆる芸能界で”伝統的”に存在するセクシャルハラス…

健全な精神が宿らぬスポーツマン

カヌー競技で2020年東京オリンピック出場候補選手の一人がよりにもよって選手仲間の飲料用ボトル内にドーピング禁止薬物を入れ、陽性反応を起こさせて選手出場させないよう狙った事件が発生しました。ダジャレ的に言えば、「他人(ひと)を殺(や)らねば、…

「安倍首相は戦後最悪」の感覚は分からない

前々回に取り上げた青木理なる左派系ジャーナリストは、あの番組で「安倍首相は戦後最悪の首相」と言っていたそうな。小生、その部分の発言は見逃してしまったのですが、別のウェブサイトで見て、その件を知ってびっくりしました。いやしくも政権担当後5年た…