つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

2022-01-01から1年間の記事一覧

「不倫が文化」より国家の安全保障を考えて欲しい

石田純一という俳優だかタレントだか分からない御仁。それよりテレビのバラエティー番組に出て「不倫は文化だ」などと言って世間を煙に巻いていた異色ぶりで有名でした。非日常の中から小説が生まれるという考えを持つ小生も、石田の発言にいささか賛成する…

自民党は今のロシアより許せない存在か!?

憲法記念日の一昨日、フジBSのプライムニュースに各党代表が登場、憲法改正についての見解を発表していました。この中で、立憲民主党の奥野総一郎という衆院議員が反改憲の集会で、「ロシアより許せないのが今の与党(自民党)…どさくさに紛れて改憲を図ろう…

上海のコロナ都市封鎖は現代の「チャーズ」だ

上海って、もう都市の完全封鎖を1カ月やっているけど、今でも毎日1万人以上の感染者が出ているようです。毎度テレビニュースなどを見ても分かる通り、住民はアパートから出られず、街には人影が見られない。ということは街中で濃厚接触などあるわけないのに…

「フランス・ファースト」のルペンでなくて良かった

今回のフランス大統領選挙、まあ、EU、NATO体制支持派のエマニュエル・マクロンが勝って良かったと思います。こんな時期に、欧州の中核であるフランスにおいて、プーチンと懇意で、NATOからの脱退もほのめかしていたマリーヌ・ルペンが当選していたら、プー…

「モノ言えば唇寒し…」が分からない吉野家幹部

口は災いの元と言いますが、牛丼チェーン「吉野家」の常務取締役さんが早稲田大学の特別講義で、吉野家に客を呼び込むため、「地方から出てきた生娘をシャブ漬けにする」というような言葉を使ったとか。これがSNS上で大炎上したそうです。無責任な言い方をす…

共産党委員長まで「自衛隊使う」と言ったか

先ごろ、共産党の志位和夫委員長が、ロシアによるウクライナ侵攻に関連して、「急迫不正の主権侵害が日本に起こった場合は、自衛隊を含めてあらゆる手段を講じて主権を守る」と発言しました。あれ、共産党は確か「自衛隊は憲法違反だ」として、その存在を認…

「キーウのハチ公」から戦争の悲惨さを知る

犬というのは人に優しい存在だが、言葉が話せないだけに飼い主にはより切ない思いを抱かせます。かつてNHKのドラマでやっていたけど、戦地の南太平洋の島である日本軍部隊が複数の犬を飼っていた。だが、そこからの撤退が決まり、犬を連れて行けないことが噂…

プーチンが「相互確証破壊」を恐れない理由

ウクライナ紛争で、プーチンは核兵器を使うぞといういわゆる大量破壊兵器の先制使用をほのめかしました。日本も加盟している拡散防止条約という国際条約がありますが、もともと核兵器を保有している5大国が核を厳重に管理するので、その他の国は持つなという…

ブチャの惨状、「カチンの森」から理解できる

キーウ郊外のブチャの惨状が明らかになるにつけ、侵略戦争の本質とは、やはり略奪と女性への凌辱なんだなということがしみじみ分かります。小生は、大学で国際関係論の授業をしていた時に、1939年のナチスドイツのポーランド侵攻や1990年のイラク・フセイン…

訳分からず侵攻参加したロシア兵も可哀想

「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」という言葉があります。今、花の咲く春が訪れているのに、ウクライナ人民は本当に苦しんでいます。が、今回はその話は置いといて、少しだけ「桜の花の命」の話。3月27日の日曜日のころ、横浜では大岡川の桜が満開…

民主主義国家であればこそ徴兵制度は必要

先日、知人との会話で出た話ですが、春めいてきて桜が咲き、マンボーもなくなり、本来なら心が浮き立つ季節になったのですが、どうも今一つ心が晴れません、快哉が叫べません。コロナがまだ完全消滅したわけではなく、それどころか再び感染者上昇の感じすら…

若隆景の体幹、押っつけは素晴らしい

昨日終わった大相撲春場所、じっくり見させてもらいました。最後まで優勝の行方が分からず、これまでになく面白い展開で、小生的には十分堪能しました。それにしても、若隆景は、かねてより体幹がしっかりしていて、相撲の基本である押っつけが厳しいので、…

日野の新選組土方歳三資料館を訪ねました

日野市にある土方歳三資料館が間もなく閉館になるということで、先日21日、その資料館に出かけました。いやー、同じ首都圏の都心への通勤圏内とは言いながらも、横浜・桜木町から日野まで遠いこと、遠いこと。ゆうに2時間近くかかりました。それはともかく天…

ウクライナと台湾は米にとって意味合いが違う

ロシアのウクライナ侵攻を見て、「ひょっとしたら、中国がロシアの真似をして台湾侵攻に出るのではないか」との予想をする人が結構いました。まあ、ロシアのプーチンと中国の習近平は北京冬季五輪の開幕式時にも会談しており、親しい様子を見せているので、…

日本共産党にロシア侵略への具体策ないのか

よくよく思い起こせば、7月の参院選までもう4カ月しかないんですね。国政選挙ですから、本来ならもうかなり熱が伝わってきてもいいのですが、世間はさっぱりの感じがします。これもロシアによるウクライナ侵攻の影響か。でも最近、小生の自宅マンションの郵…

国民はいつも自国領土拡張を喜ぶことの悲しさ

独裁国家って本当に悲しいです。為政者は自分が権力を保持している正当な理由が欲しいため、我が国は強い、その国家を造っているのは自分なんだと誇張したがるのです。だから、プーチンがウクライナを侵攻するのも、習近平が台湾を軍事侵攻して「祖国統一」…

「赤穂浪士って何?」の反応には驚きました

ウクライナ情勢についてはまだまだ取り上げたいこと数多くありますが、今回は筆休めで、別の話題にします。と言っても、大変恐縮なのですが、小生が上梓した時代小説デビュー作「板谷峠の決闘-赤穂浪士異聞」の話題です。友人、知人、知り合いのいろいろな…

国家は国民あって初めて成り立つもの

橋下徹というコメンテーター、これまで安全保障論などで小生の考えに近いので、高く評価していました。彼は、外交は軍事力を背景にしなければ駄目だというようなことを強調していますが、まさにその通り。クラウゼヴィッツの名著「戦争論」に中に出てくる「…

国歌を聞いて分かったウクライナ人の気概

プーチンにしたら、喜劇俳優を大統領などに選んでいるウクライナなど3日以内に制圧できるだろうと踏んでいたに相違ありません。でも、どっこい、この元喜劇俳優は祖国愛に満ち、首都キエフにとどまって、最後まで抵抗の姿勢を貫いている。プーチンにしたら予…

独裁者は国内に敵、待っている哀れな末路

率直な感想を言えば、プーチンは狂っている。内人は、キツネ付きの目をしていると言っていたが、およそ尋常な感覚、判断をしている人とは思えないのです。常識的に、プーチンが言う自国の安全が脅かされているとか、ウクライナにいるロシア人が危ないなどと…

中国の言うスパイ容疑ってどういう内容なの

昨年12月、中国上海で50歳台の日本人男性がスパイ容疑で逮捕され、まだ釈放されていないことがこのほど明るみに出ました。逮捕即公表されないことがまず驚きですが、中国当局が怖いのは、スパイ容疑と言っても具体的な容疑内容を明らかにしないことです。こ…

禁止薬物に「軍隊撤退」ロシアのやること不可解

ロシアというのは本当に得体の知れない国。いわゆる西側の常識が通用しないので、相手をするに骨が折れる感があります。一つは北京オリンピックのフィギュアスケート選手、カミラ・ワリエワさんの件、もう一つはウクライナ国境に大量の軍隊を張り付けている…

可愛がっていた豚を食べる切なさに同情

前々回に、BSで土曜、日曜日に放映している番組「小さな村の物語―イタリア」が気に入っていると書きましたが、そのシリーズの中で最近、特に印象に残った放送がありました。ある中部イタリアの農村に住む30歳くらいの農民青年は家で豚を2頭飼っているのです…

時代小説処女作「板谷峠の死闘」は本日発売

自己宣伝になりますが、小生が執筆した時代小説の文庫本が本日10日、全国の書店で一斉に発売されます。もちろん、アマゾン、楽天市場等の通販でも取り扱っています。書名は「板谷峠の死闘-赤穂浪士異聞」、出版元はコスミック出版というところです。小生、…

BS「小さな村の物語」が実に良い味出してる

12日間、病院に入っていて、昨日4日、退院しました。我が家に帰り、自分のベッドで寝るとなぜか落ち着くのです。内人が言うには、自分では分からないが恐らく部屋の中や布団に自分の臭いが染みついていて、それがアットホームな気分にさせるんだろうとのこと…

菅直人発言問題は維新に有利に展開している

「痛みや悲しみは時が解決する」という言葉がありますが、確かに、手術後七転八倒していた腹の中の傷痕の痛みは、術後7日も経つとかなり和らいできました。ですから、今日などは、退院後きちんと歩けるように、病院内の休憩談話室内を行き来して足腰の鍛錬に…

ロシアのウクライナ侵攻はないのでは

昨年12月、横浜けいゆう病院の泌尿器科担当医から、「前立腺がんだ。手術が必要」と告げられました。小生、7年前に胃がんを患っており、正直、「またか」とすごいショックを受けました。前立腺がんは、老齢であればそれほど進行は早くないそうですし、男性…

愛、正義が必ず勝つようには思えない

昔、恐らく1990年代に、「愛は勝つ」という歌がはやっていました。「どんなに困難でくじけそうでも信じることを決して止めないで」という歌詞はなかなか魅力的で、多くの人がこの歌で勇気付けられたと思います。でも、現実世界を見ると、愛とか正義とは普遍…

学校内にコンドーム自販機を置くべきだ

世の中、意味不明のことが多いが、とりわり東大の共通試験会場での殺傷事件は訳が分からない。犯人の少年は名古屋に住む成績優秀な高校2年生であり、来年東大受験を目指しているとのこと。名古屋の少年がなぜわざわざ東京にまで来て犯行に及ぶのか。傷つけた…

岸田首相は菅内閣を反面教師にしている

時事通信が1月7-10日に実施した内閣支持率調査によると、岸田内閣の支持率は51・7%で、前月に比べ6・8ポイント増とのこと。いやー、驚きました。コロナのオミクロン株の感染が一段と広がりを見せているのに、支持率は逆に上昇に転じているとは、菅内閣との…