つれづれなるままに-日暮日記

現世の森羅万象を心に映りゆくままに書きつくる。

2013-01-01から1年間の記事一覧

猪瀬都知事発言は蛇足的行為

東京都の猪瀬直樹知事が、2020年夏季オリンピックの開催都市立候補でライバル関係にあるトルコ・イスタンブールに対して、「イスラム諸国はけんかばかりしているから、開催都市にふさわしくない」などとコメントをし、問題になりました。どうも開催都市…

ロシアとは提携強めるべきだ

安倍首相がロシアを訪問し、プーチン大統領との間で共同声明を出し、北方領土問題について解決する方向性を示しました。いいことだと思います。少なくとも、今のロシアは我が国に対し、新たに侵略するような態度を見せていません。ですから、懸案の北方4島の…

一生涯学習の意欲は必要だ

今、小生は定職を持っていないので、ほぼ世間の定年退職者の生活のようでもあります。ただし、「毎日が日曜日」というわけにもいかず、毎週水曜、木曜は大学なるところに行き、中国語や国際関係論を講じています。この2日間は、朝8時半ごろに家を出るだけに…

爆破犯兄弟の犯行動機は分からない

何が分からないといっても、今回のボストンマラソンでの爆弾事件ほど分からないものはない。内人は、犯人がロシア出身のイスラム教徒であることをとらえて、「イスラム教徒って頭の狂ってる人ばかりだから。イスラム教徒って大嫌い」とのたまうけど、イスラ…

本格定数削減論議は後ですれば

先般、国会で党首討論がありました。海江田・民主党代表と安倍首相との論戦は、選挙制度に関する「ゼロ増5減案」についてでしたが、あの論戦を見ていると、野党とは、特に少数野党とは、やはり反対のための反対の存在でしかないということを改めて感じました…

辺真一氏は北朝鮮の回し者か

小生が愛読している香港の雑誌が北朝鮮の金正恩政権のことを「狂人政権」と書いていました。かの国から搬出される映像の中に、驚くことに、居並ぶ軍人幹部を前に、金正恩第一書記がピストルをいじり、何かに向けて撃つ真似をする模様がありました。およそ一…

裏で中国が動いているのでは

北朝鮮はやはり、振り上げたこぶしの処置に困っているようです。恐怖のメニューを次々に繰り出してきたのはいいが、やはり米国や韓国に先制攻撃はできないでしょう。攻撃すれば、反撃され、金正恩の権威は失墜し、現体制の崩壊につながってしまうからです。…

やはり、「お笑い北朝鮮」か

やっぱり北朝鮮というのは面白い国です。テリー伊藤が言うように「お笑い北朝鮮」ですね。一人でチキンゲームをして盛り上がっています。チキンゲームとは、2者がその先の断崖絶壁を目指して車を走らせ、どちらが先にブレーキを踏むか、つまり、どちらが先に…

長嶋、松井のダブル授賞は唐突だ

多くの新聞やサイトでも書かれているので、取り上げるつもりはなかったのですが、プロ野球ファンとしては一応、長嶋茂雄、松井秀喜の国民栄誉賞ダブル授賞について意見を述べておきます。正直、小生、このニュースを最初に聞いたとき、わが耳を疑いました。…

弁護士の売名行為ではないか

前回、一票の格差の問題に関連して、議員は選挙民の頭数だけで決めるな、選挙区の面積も考慮せよという小生のかねてからの主張を披瀝したところ、思いがけず、多方面から反響をいただきました。世間ではこの問題に関心を持つ人が多いんだなと改めて驚くと同…

一票の格差では面積も考慮すべき

広島高裁が一票の格差問題に絡み、前回の衆院選広島一区、二区の区割りは違憲、選挙結果については無効であるとの判断を下しました。女性の裁判長のようですが、随分と大胆な判断かと思います。最終決定は最高裁にあるので、それまでは今の議員の資格が失効…

預金課税は天下の愚策

EUの金融危機は、ギリシャから始まって、スペイン、ポルトガル、アイスランド、イタリアなどでも問題が露呈、最近ではなんと地中海でもアラビア地域にもっとも近いキプロスまで波及しているとか。こうした現象を見ると、これはある一定の野放図な国家の問…

WBC、三連覇なくても楽しめた

WBC野球は、日本代表がはるばる米国まで行きながら、準決勝で負けてしまい、日本人としては残念という気持ちは多々あります。ですが、小生はこのブログでも書いていたように、今回の日本代表は危ういし、多分三連覇はないだろうと踏んでいました。案の定…

今年も間もなく桜見物の時期

今年は桜の開化が早まりそうです。昨年は4月に入っても咲かない感じでしたが、今年は先週くらいから春らしい陽気になり、すでに東京の桜の目安となる靖国神社の桜は開き、気象庁は「東京の開化宣言」を出しました。日本人にとって毎年桜を見るのはうれしいこ…

北の強硬姿勢には裏がありそう

米韓両軍が11日、予定通り合同軍事演習「キー・リゾルブ」を開始しました。これに対し、北朝鮮は労働新聞などで朝鮮戦争休戦協定の「完全白紙化」を再度宣言すると同時に、「最高司令官が署名した作戦計画に基づいて全面対決戦に突入した」「砲身と戦略ロケ…

金正恩は夜郎自大か

北朝鮮の若き”将軍さま”も相当の自信家のようです。米国NBAの有名選手デニス・ロッドマンを自国に招待し、一緒にバスケットの試合を見物しながら、「私は米国と戦争をしたくない。オバマ大統領が私に電話するように言ってほしい」と伝言したとか。この人…

WBCガラガラは福岡開催のせい

野球のWBC第一次リーグは、日本とキューバが勝ち進み、2次リーグ入りを決めました。まずはおめでたいことですが、それにしても、もともと野球などと縁がなかったブラジルと中国に、日本が苦戦した感じがあったことは否めません。野球のグローバル化、世界…

井伊直弼を見習うべきだ

安倍晋三首相の自民党政権は、各世論調査を見ても、支持率7割という驚異的な数字が示され、現時点では安泰のようです。政権奪取からまだ3か月たっていません。米国でも新大統領が誕生すると3か月はハネムーン期間といってマスコミも批判を避けるそうですが、…

今回のWBCチームは心配だ

間もなく野球のWBCが始まります。日本はこれまでの2大会を連覇してきたので、当然、3連覇が期待されるところで、小生も大いに関心を持っており、オーストラリアとの2連戦、さらにはきょうの対阪神戦をフルで見てしまいました。ただ、その前哨戦を見た限り…

ロシアとの領土問題解決は今がチャンス

森喜朗元首相がこのほどロシアを訪問して、プーチン大統領と会談、領土問題の話し合いをしました。かつてプーチン氏は訪ロした日本のマスコミ代表団に対し、柔道の言葉を引用して「領土問題は引き分けで」と語っていたので、森元首相は今回、その「引き分け…

北の核の小型化は日本にも脅威

北朝鮮には困ったものです。最近、大陸間弾道弾規模の長距離ミサイルを発射実験し、さらには核実験も行いました。多くの専門家、評論家によれば、すでに核兵器の小型化にも成功したとの由。もし、アラスカ、米西海岸にも届く長距離ミサイルの弾頭にこの小型…

前回のクレームについての見解

体罰教師の懲戒解雇について前回、小生が書いた見解に対し「オバカさん」さんからクレームが来ました。確かに、よくよく考えてみると、「過失」というのは言いすぎかも知れません。この教師はかなりサディスチックに殴っているので。ただ、少なくとも、「傷…

体罰教師の懲戒解雇は異常では

旧聞ですが、橋下徹大阪市長は、市立桜宮高校体育科の入試を中止してしまいました。このドラスチックな措置には、賛否両論があり、結構支持している人がいるのにはびっくりしました。でも、小生はいかがなものかと思います。物事には一定の予定というものが…

盗人たけだけしいとは中国のこと

中国語に「贼喊抓贼」という言葉があります。もともとは、泥棒が叫びながら泥棒を捕まえるといういう意味ですが、翻って日本語的には「盗人たけだけしい」と訳します。中国のある新聞は、尖閣諸島に対する日本の態度として、驚くことにこの言葉を使っていま…

中国側、照射否定の真意は?

東シナ海上の自衛隊護衛艦に対し、中国艦船がレーダー照射を浴びせたというのは実にゆゆしき事態です。レーダー照射とは、相手を攻撃するために、攻撃目標をロックオンし、相手が逃げててコンピューターで追尾し、ミサイルで確実に攻撃することを意味してい…

資産家夫婦殺害には裏がありそうだ

スイスでファンドマネージャ―などをしていて、昨年、一時帰国中に行方不明になっていた日本人資産家夫婦が、実は、埼玉県久喜市の新興住宅地に埋められていたという事件が話題になっています。すでに犯人一味が逮捕されており、どうも彼らの供述によれば、殺…

柔道家は非常識人種か

体罰問題は大阪市立桜宮高校だけにとどまらず全国の各学校で噴出し、さらには驚いたことに柔道女子オリンピック代表選手が女子チームの園田隆二監督を告発したことも明るみに出ました。しかも、柔道連盟はそれを受け取っていながら、ずっともみ消していたと…

テロリストはビジネス上の暴力装置

アルジェリアの天然ガスプラントで起きたイスラム過激派テロリストによる人質殺害事件は、その経緯が不透明で全体像をつかめることもできず、しかもテロリストの動機が不明。その割には個人的な憎しみを感じさせるような残念なやり口であり、いったいこれは…

消費税の軽減税率は必要なのか

来年4月から消費税が8%に、さらに再来年度には10%に上がります。なにやかやと言っても、野田前首相が頑張ったことによって、日本の財政健全化が図られるようになったのです。増税というのは感覚的にいやだし、できたら避けたい。しかし、国家の存続のため…

大鵬が理事長になっていたら、、

不世出というか、稀代というか、相撲界において双葉山と並んで燦然と輝くのは大鵬という四股名ですが、その大鵬がお亡くなりなったというニュースがおととい入ってきました。大鵬、柏戸と言えば、小生らが小、中学校時代に活躍された方々。ですから、われわ…